青森市子育てサポートセンター

「子育てをしている保護者のみなさんのお役にたちたい!」という熱い思いで、活動に取り組んでいます。

悩んでいるのは一人じゃないよ!~ 我が家の子育て体験談~

2023-12-19 12:12:04 | うとう塾
 9月9日(土)中央市民センターを会場に、講師に先輩ファミリーの野村ご夫妻をお迎えしてお話をお聞きしました。
 野村さんのお子さんは現在支援学級(中学生)です。お二人の体験談をお聞し、子育てのヒントになるように、そして参加者同士が情報交換をする中で、繋がりを持てる機会になるように開催しました。
 お二人からは、お子さんの誕生から成長の節目・節目で体験されたこと、将来に向けての思い等をお聞きしました。
 最初に、子育てをしていて違和感を感じたお母さんは、夫さんに相談したそうですが父親として認めたくなかったこと。しかし、こども教室に父が子どもと一緒に参加し、子どもの現状を目のあたりにして障害を認めざる得なかったことを話してくださいました。 
 その後、医師から療育を勧められ、デイサービスを利用すると、劇的に変化がみられたそうです。両親が、長男の接し方を勉強することで徐々に生活にも余裕が出てきたこと。お子さんは目からの情報が入りやすいことを知り、家庭でも絵カードを用意し行ったところ、パニックが減り、次男さんにもかかわる時間が増えたそうです。
 しかし、小学校に入学してからは、1週間で登校拒否、そこから怒涛の日々。学校と相談しながら取り組みましたが良い方向には向かわず、中学校は支援学級・知的級に在籍とのことです。
 現在も「学校に行きたくない」という日はあるが、無理に行かせようと思わなくなったとのこと、また障害を告知し、家族みんなで障害のことを勉強し、将来は障害者枠で就労できるように、親が元気なうちにグループホーム等に入所させたいと考えているそうです。【長男が「楽しい人生だった」と思えるような道筋をつけてあげたい。そして私たちも「大変だったけど、楽しかったね」という老後を迎えたい。】と、お話してくださいました。

参加された方のアンケートからは、以下の感想をいただきました。
・体験談が本当に納得するお話ばかりで、聞きごたえがありました。
・お二人のご苦労された事が、自分と重なって、とても励まされました。
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