３月も超不漁

３月も終わりました。
陸漁師の成果は超不漁、９回出港、５回は坊主。
釣果はグレ２、イサギ１、サンノジハギ４、アカハタ１。
通常ならこれくらいの釣果は１回でも少ないくらいです。
例年なら今頃はカツオ漁の最盛期、今年は沖が遠く小型の遊び船には届くテリトリ―ではありません。
専業漁師が１０マイル以上沖合に出ても商売になるほど釣れる日が少ない状態です。
従って陸漁師としては海が凪いでても気合が入りません。
またたまに船に乗っても最近はあちこち筋肉痛でいままでの感覚とは少々違います。
毎日夕方のウォーキングでも去年までの急坂も１回休まないとのぼれなくなりました。
こうして１年１年体が弱って行くんだなとつくづく実感している今日この頃です。

久し振りにグレの顔を見ました

ほんと～に久し振りにグレを釣りました。
９時ごろにポイントに到着、潮が全然動いていません。
１１時まで全然当たりなし、その間２度碇打ち直し。
１１時過ぎから上り潮が動き出しました。
やっと餌が取られだしましたが浮は全然入りません。
１１時半まで辛抱してそれでも食わなかったら帰るつもりでしたがまさに１１時半に浮がスポンと入りました。
しかしすぐにバレテしまいました。
かなりな引きでしたが姿を見ることもなくばらけました。
それからは今までが嘘のような入れ食い状態、グレ２匹、サンノジハギ３匹をゲットしました。
しかし餌もほとんどなくなりサンノジハギばかりになって来たので納竿しました。
丁度１２時でした。
久し振りのグレなので今夜のおかずにグレ２匹とサンノジハギ１匹〆て持ち帰りました。

近頃の釣り事情

今年のグレやイサギの釣果は磯も船釣りも全く駄目です。
今まではオキアミを餌に磯でも沖でも釣るのが海釣りの主流でした。
しかし最近の若い釣り人は（都会からやって来る）ほとんどが疑似餌を使ったエギングやジギングです。
エギングはイカ釣り、ジギングは青物（ブリ等）や根魚釣り。
特に今現在はエギングでアオリイカがよく釣れています。
中には４ｋｇオーバーの代物もちょいちょい揚がっています。
ところが我々仲間内ではこんな釣り方したことない者ばかり。
アオリイカは１０月～１１月の間の月夜に船で走りながら釣る方法だけ。
真昼間にこんな大物が釣れるなんてカルチャーショックを受けています。
船仲間の近所のおっさんが早速昨日、エギング用品一式（竿、リール等）２万円なんぼで
買ってきて今朝から挑戦してきました。
結果を聞いてみると「相当練習しないと中々難しい」。
今日は風が強くて船が流されるのでじきに根掛かりでエギ（疑似餌）１個ロス。
エギと言ってもピンからキリまで￥1,200位が普通品らしいです。
エギを最低１０個はロスする覚悟でなきゃ初心者を卒業できないようです。
私自身はこの昼間のイカ釣りに関しては生餌（活きアジ）を使う方法を試してみたいと思っています。
それまでに去年後半からやり始めたアカッポ釣りに注力するつもりです。
これの仕掛けをそろえるのに少々投資しています。
しかし陸漁師もいろいろな魚に合わせてそれぞれの仕掛けを準備するのに往生しますわ・・・・。
それでもシンプルな餌での浮釣りが最高！、釣りの醍醐味は浮釣りに敵いません。