腱鞘炎(ジストニア)日記

ジストニア生活もいつの間にか24年目!!
のんびりと付き合っていきます。

欲しいギター② 杉のギター

2009-11-04 21:01:14 | ギター
徳間書店刊の「とりから 往復書簡①」(←面白いです!!)に載っているとり・みきの写真を見て、「真昼の用心棒」でフランコ・ネロの父親の敵(←実は本当の父親)の忠実な子分役の役者さんに似てる!!って思ったのは、私だけでしょうか??

などと本文とまったく関係無い上に、誰にも分からないよーな話で始まりましたが、欲しいギター②です。

表面板が杉のギターが、1台欲しいです。

良く考えてみると、量産ギターを除くと、杉のギターは1台も持っていません。
過去に所有した杉のギターも、ホセ・ラミレスと川田ワッフルの2台だけです。
どちらもパワフルな爆音ギターでした。
ホセ・ラミレスは品の無い音で、バリバリ鳴っていたし、川田ワッフルは実にワッフルらしいややコモッた音で、パキパキっと鳴っていました。

どちらもそれはそれで、魅力がありましたが、今回欲しいのはちょっとタイプの違う杉のギターです。


最近の私のメインのギターは、クロダトーレスです。



音色と響きならば、クロダ・マンホン式11弦ギターの方がかなり上です。
クロダトーレスは、普通の良いギターです。
でもクロダトーレスは弾きやすくて、クロダ・マンホン式11弦ギターでは弾けない曲が弾けてしまいます。
高音は太くて柔らかくて美しい音です。
低音はボンボンと太くてやはり柔らかい音です。
軽快な鳴りのギターです。

クロダトーレスは、表面板がスプルースで裏・側板が黒アカシアです。



クロダトーレスを弾いているうちに、ふっと変な考えが浮かんでしまいました。


クロダトーレスがベースで、表面板が杉、裏・側板がウォールナットのギターを作ってもらったら、面白いギターになるんじゃあ???


黒田義正さんの表面板がスプルース、裏・側板がウォールナットの小型トーレスモデルを弾かせてもらった事があります。
これがなかなか魅力的なギターでした。
ひたすら柔らかくて、弾きやすくて!!


もう1台黒田義正さんのとっても魅力的なギターを弾かせてもらった事があります。



なんと!!表面板が杉の19世紀ギターです。



裏・側板はウォールナットです。

太く繊細で艶っぽい上品な高音。
柔らかく心地よい低音。
鳴りの良いギターです。
妖しい魅力に満ちた19世紀ギターでした。

この2台と、クロダトーレスの良い所取りみたいな楽器があれば、かなり欲しいって思ってしまいます。

表面板が杉で裏・側板がウォールナットのクロダトーレス。
重低音とは無縁のギターになるでしょうけど、軽快で、心地よく、て鳴りが良くて、弾きやすいギターになるじゃあ???


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