なんと!!!18分も掛かってる???
かなりの大曲です。
今回は、真面目に腱鞘炎ネタです。
何故、駄作の多いカルリの曲に、私が、こだわってしまうのか?って話です。
何度も書いていますが、私の腱鞘炎の症状は、右手のi(人指指)とa(薬指)の巻き込みです。
p指とi指を同時に使ってギターを弾くと、i指が巻き込んで来ます。
連続する和音が、弾けません。
アルペジオもダメです。
つまり、音の厚い曲が弾けないのです。
古典の曲なんて、絶望的に弾けません。
ソルもアグアドもジュリアーニも弾けないのです。。。
ところが、古典の中で、カルリの曲だけは別です。
古典のくせに、音が薄い、、、
基本的に、右手は3本指で弾ける部分が、多いのです。
これは、右指に故障を抱えるギター弾きにとっては、と~~~っても魅力的です。
例えば、ソルの曲なんかだと、中級者向けのエチュード(例えば月光とか)も、満足に弾けないのに、カルリだったら、派手な大曲でも何とかなってしまいます。(←何とかなってるのかなア???)
カルリの曲は、ベース+メロディに、添え物の和音が付いているだけなんで、指に掛かる負担が、とっても少ないのです。
「中間部の音の動き」なんて、ま~~~ったく出てきません。
普通ならこの手の曲は、「初心者向けの単純な曲」にしかならないのですが、、、
カルリは、他の古典期のギタリストに無い、独特のセンスの良さを持っています。
単純だけど、面白いのです。
この「面白さ」は、ソルにもアグアドにもありません。
ソルの曲もアグアドの曲も、真面目過ぎです。
ピアノと違って、制約の多いギターという楽器のための曲なのに、出来る限りの音を盛り込んでいます。
狭い音域の中に、盛り込み過ぎています。
カルリは、あっさりと、ほとんどの音を省略しています。
酷い時は、ベース音も省略して、単音のメロディだけが続きます。
メインのメロディを、強調するために、単旋律を出しているのでなく、つなぎのメロディを平然と単旋律で出してきたりします。
ベース音の動きも、単純です。
ズン・ドン・ズン・ドン・ズン・ドンと、単純に続くベース音の上に、メロディが乗って、ティ・・・ティ・・・って、もう1個だけ中間音が入って来るだけです。
だからカルリの大曲のほとんどは、現代の人の感覚では、退屈に感じてしまうのですが。。。。
「初心者向きの安易な作曲家とカルリを片付けるのはたいやすいけれど、それは400に達する彼の作品をよく調べてから言うべき事」
これは浜田滋郎さんのお言葉です。
でも、普通のギタリストにとって、ソルの密度の高い曲があるのに、単調なカルリの曲なんて、わざわざ探してまで、弾く必要が無いのです。
初心者向けの小品や、重奏曲、アンサンブル曲には、素晴らしい曲があるのだから、ソロの大曲にも探せば素晴らしい曲があるのでは??
な~~んて思って、実際に探してみても、カルリの大曲の楽譜が見つからないし、、、
カルリの曲を演奏したCDも、ほとんど無いです。
たまにあっても、「Les Adieux op.229」とか入っていて、最後まで聞き続けるのが苦痛な位、ユルイ曲(演奏も)だったりします。
普通なら、「やっぱり、しょせんカルリの曲だ!!」って思ってしまうのでしょうが、、、
腱鞘炎ギター弾きの私は、「もしかしたら?」って思い続けて、カルリの作った名曲を探し続けてしまうのです。
「Catalogo tematico delle opere di Ferdinando Carulli」
カルリの所在の分っている全ての曲が、この本に載っています。
そしてその冒頭の数小節が、載っているのです。
一通り、弾いてみました。
う~~~みゅう。。。
ワンパターンの連続で、全部同じ曲に思えてきた、、、、
続く。。。(←エッ????まだカルリネタが続くの???)
かなりの大曲です。
今回は、真面目に腱鞘炎ネタです。
何故、駄作の多いカルリの曲に、私が、こだわってしまうのか?って話です。
何度も書いていますが、私の腱鞘炎の症状は、右手のi(人指指)とa(薬指)の巻き込みです。
p指とi指を同時に使ってギターを弾くと、i指が巻き込んで来ます。
連続する和音が、弾けません。
アルペジオもダメです。
つまり、音の厚い曲が弾けないのです。
古典の曲なんて、絶望的に弾けません。
ソルもアグアドもジュリアーニも弾けないのです。。。
ところが、古典の中で、カルリの曲だけは別です。
古典のくせに、音が薄い、、、
基本的に、右手は3本指で弾ける部分が、多いのです。
これは、右指に故障を抱えるギター弾きにとっては、と~~~っても魅力的です。
例えば、ソルの曲なんかだと、中級者向けのエチュード(例えば月光とか)も、満足に弾けないのに、カルリだったら、派手な大曲でも何とかなってしまいます。(←何とかなってるのかなア???)
カルリの曲は、ベース+メロディに、添え物の和音が付いているだけなんで、指に掛かる負担が、とっても少ないのです。
「中間部の音の動き」なんて、ま~~~ったく出てきません。
普通ならこの手の曲は、「初心者向けの単純な曲」にしかならないのですが、、、
カルリは、他の古典期のギタリストに無い、独特のセンスの良さを持っています。
単純だけど、面白いのです。
この「面白さ」は、ソルにもアグアドにもありません。
ソルの曲もアグアドの曲も、真面目過ぎです。
ピアノと違って、制約の多いギターという楽器のための曲なのに、出来る限りの音を盛り込んでいます。
狭い音域の中に、盛り込み過ぎています。
カルリは、あっさりと、ほとんどの音を省略しています。
酷い時は、ベース音も省略して、単音のメロディだけが続きます。
メインのメロディを、強調するために、単旋律を出しているのでなく、つなぎのメロディを平然と単旋律で出してきたりします。
ベース音の動きも、単純です。
ズン・ドン・ズン・ドン・ズン・ドンと、単純に続くベース音の上に、メロディが乗って、ティ・・・ティ・・・って、もう1個だけ中間音が入って来るだけです。
だからカルリの大曲のほとんどは、現代の人の感覚では、退屈に感じてしまうのですが。。。。
「初心者向きの安易な作曲家とカルリを片付けるのはたいやすいけれど、それは400に達する彼の作品をよく調べてから言うべき事」
これは浜田滋郎さんのお言葉です。
でも、普通のギタリストにとって、ソルの密度の高い曲があるのに、単調なカルリの曲なんて、わざわざ探してまで、弾く必要が無いのです。
初心者向けの小品や、重奏曲、アンサンブル曲には、素晴らしい曲があるのだから、ソロの大曲にも探せば素晴らしい曲があるのでは??
な~~んて思って、実際に探してみても、カルリの大曲の楽譜が見つからないし、、、
カルリの曲を演奏したCDも、ほとんど無いです。
たまにあっても、「Les Adieux op.229」とか入っていて、最後まで聞き続けるのが苦痛な位、ユルイ曲(演奏も)だったりします。
普通なら、「やっぱり、しょせんカルリの曲だ!!」って思ってしまうのでしょうが、、、
腱鞘炎ギター弾きの私は、「もしかしたら?」って思い続けて、カルリの作った名曲を探し続けてしまうのです。
「Catalogo tematico delle opere di Ferdinando Carulli」
カルリの所在の分っている全ての曲が、この本に載っています。
そしてその冒頭の数小節が、載っているのです。
一通り、弾いてみました。
う~~~みゅう。。。
ワンパターンの連続で、全部同じ曲に思えてきた、、、、
続く。。。(←エッ????まだカルリネタが続くの???)
Carulliはあわせ物はいいのですが。
どうでしたハ短調のアンダンティーノは、いい曲だと思うのですが。
指の巻き込みの件ですが、19Cギターには表面板に小指を支える木の小片の付いた楽器があります。表面板に小指の支えを仮付けしてみては!
Mazaさんどーもです。
とりあえず「パリのキリン」と「アルジェの戦い」は、かなりエ~曲ですが、、、
でも、ソルの「村人の幻想曲」や「マルボーロは戦争に行ったによる変奏曲」等と比べてしまうと、もう一息です。
「パガニーニのラ・カンパネラによる幻想曲op.325」は、かなり良さそうです。
楽譜は、見つかりませんが、、、、
Zerboniから出版されています。
やはり、爪を切らないとだめですね。でも力を入れずに鳴る楽器は、楽ですよ!
明日から仕事です。ここ二週間腰を痛めてるんで、明日が怖い(笑)
Mazaさんどーもです。
私は、あと2日お休みで~~す!!!