腱鞘炎(ジストニア)日記

ジストニア生活もいつの間にか24年目!!
のんびりと付き合っていきます。

ギターが鳴っているとか鳴っていないとか、、、、

2023-04-09 11:06:43 | ギター
今日の使用ギター!!!





栗山大輔さんのバルベロ1世モデル2019年

購入時はまったく鳴っていなかったのですが、糸巻きをゴトーからロジャースに交換して以降、毎日鳴りが良くなってきています。
交換後10日目、「そろそろ実戦で使っても良いかな?」と思う位に鳴ってきたので、今日の府中プラッツ・スタジオでのプチ発表会で弾いてみます。


ここから本題です。

私は安易にギターが「鳴っている」とか「鳴っていない」とか使ってしまうのですが、この「鳴っている」って感覚は人それぞれで、大きく食い違う事も多くあります。
安易に使うと危険だったりします。

単に大きな音が出るかどうかだと思っている人も多い様子ではあります。

そして「鳴りの良いギター」と「鳴らないギター」の話は、危険な方向へ話が逸れて行く事が多くて、、、、

某製作家の方へのオーダー時に「もっと良く鳴るギターが欲しい」と言ったら、「大きな音が出したければ太い弦を張って強く弾け」と言われた事があります。
最近も超高価なギターを複数台持っている初めて会ったお爺さんに「(そのギターは)お前じゃ鳴らせないだろう」とも言われました。


私は単に音が大きいって事だけでは無く、音色・音質・響き・音量も含めて「出したい音が簡単に出てくれる」状態の時に、良く鳴っているって感じるのですが、、、
ピアニシモの音が痩せた金属的な音しか出なければ鳴っていないと感じますし、低音がドカンドカンと鳴っていても高音のハイポジションの音がスコーンって気持ち良く出てくれなければ鳴っているとは感じません。


危険を承知の上で書いてしまうと、、、、
例えば爆音系のサイモン・マーティなどは、私にとってはもっとも鳴らないギターと感じています。
某製作家のギターはまったく鳴らないギターで、アルカンヘルなんかも鳴らないギターが多いと感じています。


「鳴らない」と言わずに「私には鳴らせない」と言った方が、安全ですし、少し正確な表現なのかも知れません。
「鳴る」とか「鳴らない」とかは、楽器の優劣の話でも、ギターを弾く技術の優劣の話でも無く、単に好みの話なのですけどねえ。


同じ楽器でも奏法が変われば出る音が違うのは当然です。
一番肝心なのは、弾く人によって出したい音が違うって事だと思っています。

なので「良く鳴っているギター」には、共通の基準があるはけでは無く、人それぞれの好みで違って当然なのです。


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