腱鞘炎(ジストニア)日記

ジストニア生活もいつの間にか24年目!!
のんびりと付き合っていきます。

1周回って足台に戻る

2022-11-28 16:28:36 | 真面目に腱鞘炎(ジストニア)の話
手に入るギター支持具は、一通り試してみたのですが、、、、

ギターレスト、ギターサポート、エルゴプレイ、ギターリフト、ダイナレット、トリポーテ。
支持具を使わずに滑り止めマットだけで構えるとか、ストラップ使って立奏とか。

珍しい物では「ネックアップ」という商品名の、どういう構造だったか思い出せないレア物も使った事ありました。
最近はウクライナ製の挟み込み式のギターサポートを使っていました。

どれも1長1短あって、なかなか理想的な位置でギターを安定させて構えられない。


久しぶりに足台を使ってみて思いました。

ほぼ理想的な位置にギターが納まる。
ギターの安定度も抜群です。

数日間、足台を使ってみたら、結局は足台に勝る支持具は無い様な気がしてきました。
長期間使うと腰に負担が掛からないか不安ですが、腰痛や背中痛が出る様になってから、どうすれば良いか考えれば良いかとも思います。


足台は他の支持具と比べて、持ち運びが少し不便です。
ポケットの付いていない軽量ハードケースは入らない物が多いのです。





それでも、アランフェス・カーボンのカムフラージュならば、ヘッド部に小型軽量のアルミ足台がすっぽりと収まります。
これで持ち運びも楽です。



挟み込み式のギターサポートから足台に戻った理由。





左手首がくの字に曲がっています。
筋肉も硬直しています。
これを直して、左の筋肉が柔らかい状態でギターを弾ける様にしたいのです。
足台を使うと、ギターのネックがほど良い位置になって、楽器が安定します。
左手の修正を行うには、足台を使ってギターを構えるのが一番良いのでは?と思います。

左手の問題は昔から気がついてはいましたが、右手の問題が大きすぎて左手は放置して弾いて来ました。
最近になって右手の問題は少し解消してきています(←まだ完全に解消されてる訳では無い)。
そろそろ左手の改善に取り組まないと間に合わない。
年齢と体の状態を考えれば、いつまでも元気にギターを弾いていられるとは限らないしねえ。



Rebeca Oliveira | Sonata 37 by Carlos Seixas




この方の演奏動画を見ると、昭和の時代に良く言われた「脱力」って言葉が虚しく聞こえます。
右手も左手も、力の抜けきった「ぶらぶら状態」では無く、常に筋肉を柔らかくした状態でしっかりと弦に力を伝えています。
素晴らしい演奏です。
こんな風にギターを弾けたら、体はまったく疲れないだろうなあ。。。
レベッカ様の演奏動画を見てイメージトレーニングをしています。


そしてもう一人

Laura Rouy plays Esquisse 2 by Carlos Marín


演奏中にほどよく体が動いてギターとの一体感が素晴らしい!!!
音楽も体の動きに合わせて、心地良く揺らぎます。
レベッカ様程には柔らかく無いですが、体に緊張が無く柔らかい状態で体が動かしているのが参考になります。
こんなにも体が動いて、音楽が自然に揺らいでも、右・左手はぶれないで正確なタッチで弾いています。

演奏中に体を動かすのは無理でも、音楽の自然な揺らぎはお手本にしたいです。


そんな訳でしばらくは足台を使用して練習をしてみます。

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