腱鞘炎(ジストニア)日記

ジストニア生活もいつの間にか24年目!!
のんびりと付き合っていきます。

トーレスモデル③:クロダトーレス

2009-12-01 20:35:43 | ギター
トーレスモデルって銘打っているギターは、色々と作られていますが、私のトーレスのイメージとは、かなり違う鳴り方のギターが多いようです。

たぶん製作家の方の抱いているトーレスのイメージが、人によってかなり違うからだと思うのですが、、、、
それから元になったトーレスの個体差もあるんだろうと思います。

トーレスモデル③は、クロダトーレスです。


さて、、、クロダトーレスですが、、、、

正直言って私の持っているトーレスのイメージとは、かなり違います。
クロダトーレスは、1864年製のトーレスFE21Dがベースのモダンギターです。
FE21Dを弾いて黒田義正さんが感じたトーレスのエッセンスを取り入れたモダンギターです。
トーレスレプリカでもトーレスコピーでも無くて、クロダトーレスなんです。
もしかしたら、クロダマンホン式11弦ギターの方が、私のトーレスイメージに近いかもしれません。
私が唯一弾いた事のあるトーレスが、11弦ギターのSE71なんでそうなってしまうのかも、、、


クロダトーレスは、弾きやすいギターです。
他のギターでは弾けない曲も、クロダトーレスならなんとかなります(←なっていない???)。
腱鞘炎ギター弾きにとっては、ありがたいギターです。

クロダトーレスの弾きやすさは、粘り強い腰にあります。

軽いタッチで弾くと、弦は柔らかく反応します。
タッチを少しづつ強くしていくと、弦も粘るように反発してきます。
これがクロダトーレスの弾きやすさの秘密だと思います。

軽いタッチだと鳴ってくれないギターや、軽いタッチで鳴ってくれても、タッチを少し強くすると急に弦が硬くなるギターは、腱鞘炎ギター弾きには、とても弾きこなせません。
逆に柔らかい弦の感触でも、タッチを強くした時に弦が負けてしまうギターも、弾きづらいです。




この黒アカシアの裏・側板が、クロダトーレスの粘り強さを作っているんでは??
見た目はマホガニーに似ていてチープですが、クロダトーレスの魅力は黒アカシアの魅力でもあります。




黒田さん手製のつまみ




シャレの効いたラベル

私のトーレスイメージとは違いますが、しっかりとトーレスしていま~す。


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