
食品添加物は大別して、液体と粉末の2種類があります。
液体製品は、食品への添加作業がしやすいのが特徴ですが、液体製品にも2種類あります。1つは、ビタミンE・ローズマリー抽出物・カロチン系色素・トウガラシ系色素など主原料が液状で粉末化するのが難しいため、液体で販売している製品です。2つ目は、もともと粉末製品でも使用できるものを、あえて水に溶かして濃い濃度に加工し、添加作業性を良くした製品です。
粉末製品の場合、溶けやすいもの・溶けにくいものがあります。原料の溶解度がそれぞれ異なるのが原因だと思いますが、もし冬場などで溶かす水の温度が低く溶けにくい場合は、少量のお湯で完全に溶かしていただき、その後、他の原料と配合していただくことをお勧めしています。
弊社で製造している食品添加物の液体かんすいは、粉末かんすいよりも使いやすく、ろ過をして不純物を除去しています。液体かんすいを作るときは、複数の原料を水に溶解させますが、溶解度が低い原料の配合が多い場合はどうしても溶けにくくなるため、撹拌時間を長くし温度を上げるなどの工夫をしています。
弊社ホームページ http://www.sankou-shokai.co.jp/