毎年GW頃には、府中の浅間山にムサシノキスゲというユリ科の花が咲きます。
例年、「キスゲフェスティバル」という催しがあり、ガイドウォークやキスゲウォーキングなどが行われるのですが、今年はもちろん中止。
お花は咲いているかなと、昨日、久しぶりに浅間山に散歩に行ってみました。
ムサシノキスゲはまだ蕾が多くて、これから順次開花していくと思います。
ちょうどキンランという黄色い花が見頃でした。30~40cmくらいで、まわりに背の高い植物がないところにたくさん咲いています。
新小金井街道から浅間山に入ってすぐ、ちょうど浅間山自然保護の方にお会いし、茂っている笹やぶを刈り取ったところは、キンランがたくさん出て咲くようになったと教えていただけました。他にも、木のネームプレートが増えていたりと、少しずつ手を入れられているのにも気づきました。
キンランが黄色なのに対し、白で咲くのがギンランです。背も低く数が少ないのでなかなか見つけられませんでしたが、浅間神社の近くに1輪だけ咲いているのを見つけました。
自然が豊かに残る浅間山は、人も多くなく気軽に散策が楽しめますね。ちなみに、多磨霊園正面玄関横の交番前で、鉢植えのムサシノキスゲが見られるそうです。足が悪くて浅間山に行けない人の為に寄贈されたものだとか。(ウォーキングがご趣味の生徒様から直接お聞きした情報です)
多磨霊園に御用の際には、ご覧になってみられてはいかがでしょうか。