ひょうごの在来種保存会

会員さんも800名を越えました。活動報告を発信します。

220116「京都の伝統野菜に学ぶ」③岡田仁さん

2010年03月25日 | 保存会研修会


続いて

2 「京都の安全な野菜を届ける、食べる」 ㈱安全農産供給センター 岡田仁

・「使い捨て時代を考える会」
 7年前、使い捨てに象徴されるこの時代を問い直そうと、槌田劭(つちだたかし)さんが始めた古新聞の回収運動からこの活動は始まった。以来、食と農、健康、環境問題など、さまざまな活動に取り組んでいる。

・活動
 産者と消費者はともによろこび合える関係を築いていきたいと、「畑に合わせて食卓を」を呼び声に、共同購入や農場経営により、現在約1,500人の消費者会員にボックスで野菜を販売している。昨年、余った農産物の活用や会員相互の交流、更には農業後継者の育成を目的に加工場(手作り味噌)を建設した。現在、トマトピューレ、漬け物、味噌作りに手がけ、特に味噌は1.5tの大豆を仕込み、味噌4tつくって組合員に配っている。

・「縁故米運動」
 お米をつくる後継者がいない。このため、お米の生産者が維持できるよう、生産者からおコメをキロ500円で買い上げ、消費者に700円で流通させている。年間60tの取扱があり、買い支える消費者を増やそうと考えている。今、600万円の基金が集まったので、これを元にお米の後継者を増やす取組を行いたい。
「いつまでもあると思うな親とコメ」
JAS有機にしても安全をお金で買う人を助長している。安全はお金で買える。制度やルールで安全は買えるが、信頼は買えない。生産者と消費者とのつながりを大切にしていきたい。

 詳しくはホームページをご覧ください
http://www.tukaisutejidai.com/


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