ひょうごの在来種保存会

会員さんも800名を越えました。活動報告を発信します。

09.10.06蕎麦の花

2009年10月11日 | Weblog
蕎麦の花が一番きれいな季節、上の写真が神河町、下の写真が姫路市(夢前)です。
この花が盛り上がっているところがいいですね。

夢やかたでランチをいただきました。
前は普通の定食でしたけど、この4月から経営が変わり、夢工房の新鮮野菜や大豆がたっぷりのランチにかわっています。
自給率100%を目指す脅威のランチ。自家製豆腐、夢前地鶏、煮物、夢そばとかに田んぼアートのごはんやサラダバイキング付きで1,050円。


写真とるの忘れたのでこのhpでランチを見てください・・・
http://www.yumetv.jp/~y-yakata/
http://yusyoku.tenkomori.tv/e112801.html
http://yusyoku.tenkomori.tv/e118190.html
http://infohimeji.tenkomori.tv/e119019.html

09.08.22 青垣三尺きゅうり③

2009年10月05日 | 調査活動
 今も青垣三尺は漬け物として販売されていますが、量では全盛期の面影はありません。しかし、道の駅あおがきで販売されている漬け物、「青垣三尺 きゅうりの里」には、しっかりとした歯ごたえがあり、今のきゅうりとは全く別物の味覚が残されています。
 直売所で生のきゅうりを購入し、家で漬け物にしましたが、「パリッ、パリッ、」とした皮を破る食感が心地よく、「ギュッ、ギュッ、」とした果肉を噛みしめられるボリュームがあり、漬け物として大変美味しく楽しめます。一緒に漬けた普通のきゅうりは、漬けるとぶよぶよの皮だけになり、実が溶けてしまいました。青垣三尺は「そういえばきゅうりは瓜だったんだなぁ・・・」と当たり前のことを思い出す果肉の食感です。

 直売所を2カ所回りましたが、出荷されている人は2名しか見つかりませんでした。「あー去年までは○○さんもつくっておられたけどね・・・」
本当にヤバイです・・・。
皆さん、美味しい漬け物を守りましょう。


09.08.22 青垣三尺きゅうり②

2009年10月04日 | 調査活動

 その後、きっちりとした系統を維持するため、大名草(おなざ)の地に種場をつくり、他の系統と交雑しないように管理しました。
 出荷先では、多くがいわゆる奈良漬けに加工されます。そのため、県の補助で加工所もつくり、一時加工(塩漬け)を行って阪神間に出荷しました。最盛期で生産者100人以上(だいたい一人3~5a程度の作付け)、加工所も10人くらいが働いていました。
 出荷先からも「きゅうりは青垣。瓜は阿波」と評価してくれ、多くの阪神間の企業と取引したそうです。
 「何故きゅうりだったんですか」とお尋ねすると、「ここ青垣は山間ということもあって寒暖の差が大きい。この気象条件は、瓜栽培には合わないけど、キュウリにはとても良い条件。きゅうり以外でも、青垣はりんどうやヤブサンザシも他のところより色がいい。」


09.08.22 青垣三尺きゅうり①

2009年10月03日 | 調査活動
 山根、小林、岡田、池島、小坂で「青垣三尺」というきゅうりの調査を行いました。訪問したのは丹波市青垣町の足立さんです。いきなり5人が押しかけ、御家族にもご迷惑をおかけし失礼しました。<(_ _)>
 足立さんは役場の職員として特産物を開発するプロジェクトの担当だったそうです。いろいろな作物を検討した結果、その頃、漬物会社が役場に相談に来ていたこともあり、振興作物をきゅうりを決めました。
 そして当時の農業改良普及員さんが各地からきゅうりの種を数種類入手されてきて、その種を青垣町稲土(いなづち)において栽培しました。
 年に2~3回の採種を4~5年かけ、10数代、皆で相談して選抜し、選ばれたきゅうりを「青垣三尺」と名付けました。
 

09.09.26 西村和雄先生の農場を訪ねる②

2009年10月01日 | 調査活動
西村先生の農園を後にし、向かったのは先生のご実家。
ご実家では奥様がケーキ屋をされています。

甘さを抑えたロールケーキやふわふわで大人の味のシフォンケーキも美味しかったけど、野菜ケーキが最高!
ケーキの中に細切のにんじん、ピーマン、たまねぎとかが入っているんですよ!
野菜をミキサーかけて混ぜてあるのはよくありますが、固形物として存在感のある野菜が入っていて、断片でも甘みがあり、甘さ控えめのケーキとよく合います。
「朝ごはんみたいでしょ。」っと奥さん。
牛乳と一緒にほおばりたいよ~。
これは美味しかった!!!