学園は、朝から濃い霧に包まれていました。校舎が隠れるほど真っ白なようすに、登校する子どもたちから「校舎が消えてしまった!」という声が聞こえてきました。湿度も高く、校舎内は結露も発生していました。廊下は気をつけて歩くように掲示をして、校務員さんがモップがけを何度もおこなってくださいました。子どもたちも走らないように心がけていて、転倒などもなくホッとしました。
1年生の算数の時間に、教育専門監が授業をおこなっていました。「四角をぜんぶくっつけて、ビルをつくるよ」という学習課題に取り組みます。先生が作った1階に2まいの四角を使ったビルの上は、今日のように霧に隠れています。「さて、このビルは何階建てだろう?」この質問に、子どもたちからは「四角がぜんぶでなんまいかがわからないと!」「四角の数がわかれば何階建てかがわかるよ」「たし算をつかうとわかるよ」「ひき算でもできるよ」といろいろな意見や考えがでてきました。12枚のカードを使って2階、3階の考え方がわかると、「ほかにもあるよ!」と自分たちでもカードを操作して求めることができていました。校内の先生も授業を参観して、学びを深めました。
7、8年生の学年末考査が始まりました。各教室では、集中して取り組んでいる姿がありました。今日から3日間、力が発揮できるよう体調に気をつけてがんばってくださいね。
6年生の家庭科は調理実習をおこなっています。調理メニューは「野菜のベーコン巻き」「ベーコンポテト」です。子どもたちは役割分担をして、手際よく取り組んでいました。また家庭科専科の先生だけではなく、担任の先生等のサポートもあり、なごやかに楽しく実習していました。
高槻市の小学校から、校務支援システムに関する視察がありました。tomoLinksや採点システムなど、箕面市教育委員会の指導主事から箕面市としての取り組み、学園からは校長、教務部長より校内での運用について、実際のモニタ画面を見ながらお話をしていきました。こちらからお話をするばかりではなく、高槻市での取り組みや校内でめざしておられるさまざまな方向性について等お話を伺い、有意義な交流もできました。