相馬の野鳥

相馬から野鳥の四季を綴ります。

松川浦の狩猟と鳥獣保護区

2008-11-16 09:56:31 | 松川浦

 15日(土)10時頃の干潮を待って松川浦へ行きました。中潮で干潟が露出するほどではありません。しかし、今日はカモもサギ類もほとんどいない。なぜ?急にドッカーンと銃声が、目の前の赤水門あたりで猟銃を発射する姿が見えました。危険だなというのと鳥獣保護区のはず?撮影を止め、猟師のところへ行き、話を聞いてみると、地元の高齢者の見物の人が詳しく、この日下石川(にっけしかわ)の水門を境に鳥獣保護区と狩猟可の境界であることがわかりました。境界の狩猟可の地域のぎりぎりのところで猟銃を発射していました。ほとんど水平撃ちに近い状態、危険でありいかがなものか?との感想を持ち、お話をさせていただきました。どうりで鳥はいないわけです。その中でもカワウ、ウミネコ、オオセグロ(幼鳥から成長になりかけでしょうか)、堤防におりましたので撮影致しました。カワウは福島県ではその食害から狩猟対象の鳥となりましたが、誰も狩猟対象として撃つ人は見かけません。そして海上には地元の方が「アカツブリ」(ヒドリガモの雌?)と呼んだ撃たれた鴨が浮いているのでした。Photo_5 Photo Photo_2 Photo_3 Photo_4