ツルピカ田中定幸先生

教育・作文教育・綴り方教育について。
神奈川県作文の会
綴方理論研究会
国分一太郎「教育」と「文学」研究会

「横須賀・逗子」作文の会 11月例会のご案内

2017-11-07 14:10:27 | Weblog

□「横須賀・逗子」作文の会

11月例会のお知らせ

 秋らしいさわやかな毎日が続くようになりました。いかがおすごしでしょうか。

 さて、このたび日本の宝を「世界の記憶」遺産に登録をという願いをもって『画文集 昭和の記憶』を刊行しました。サブタイトルに「山形県長瀞小学校の想画と綴方による昭和の原風景」とありますように、昭和の初期に長瀞小学校で実践され想画と綴方を組み合わせて、画文集として上梓したものです。

 長瀞小学校は、昭和初期(5年~12年)日本の三大想画教育校として全国に名を知られました。佐藤文利、国分一太郎らによって指導された想画教育は、最盛期の昭和7年には全国展に100点以上の入選作を果たし学校賞も授与されました。これらの作品は、東根市有形文化財として保管されてきました。

 また、ここに掲載された綴方は、国分一太郎が長瀞小学校に在職した8年の間に16冊の文集が発行されましたが、おもにその中の『もんぺの弟』(1号~8号)のなかから選ばれています。これらの「生活詩」や日記・作文などは、想画と同じく、生活に目をむけ、そこで感じた思いや願いが描かれています。190点にものぼる綴方の作品は、生活綴方の実践を方向づけた貴重なものでした。

 私も少しですが、この仕事にかかわらせていただきました。皆さんには、是非、この本を購読していただきたく、ご案内させていただきます。

 11月例会では、昨年度、横浜国立大学で研修された大原先生に、2つのテーマで報告をしていただきます。今、課題ともいえる支援を必要としている子への指導に役立つ話が伺えます。

 

《提案-1》

「通常の学級に在籍する

        支援を必要としている児童生徒理解と支援のあり方」

 特別支援教育の現状を通して、今必要とされる支援について、1年間の長期研修での学びの中からお伝えし、共有します。特にMIMやWISC-Ⅳ知能検査を活用した学習場面での取り組みや、個別の指導計画についてお話しします。

《提案-2》

「特別支援学級在籍児童への日記指導~会話を入れた日常を書く指導~」

  発達遅滞の小学4年男児への日記指導について。日常生活を会話文を重視しながら書く指導のあり方を提案します。                        

                                       大原 照恵さん

  □ 20171115日(水)1830分開会 2050分終了

  □司会者   小池 遼太さん  島 美紀さん(次回提案者)

  □場 所   横須賀市総合福祉会館 5階 第3会議室

  □会 費   1回300円(年会費として3,000円を納めていただけると幸いです。) 

  □連絡先   田中定幸  自宅 逗子市新宿3―2―45  ℡・FAX 046-873-4339   

  □次回例会  12月13日(水) 18:30~20:50  総合福祉会館 5階第1研修室

《ご案内》

◇第11回国分一太郎「教育」と「文学」研究会・≪学習会≫「『道徳』と『作文教育』を考える」

 ・2017年11月26日(日)9時30分~4時30分∥ 豊島区立南大塚地域文化創造館(第一会議室)

・資料代1,000円・研究会終了後交流会あり・詳細は、田中定幸まで。是非、ご参加を!

◇画文集『昭和の記憶』を会員の方には1,700円でお渡しします。本の内容は、「山形サポート・クラウド・ファンディング」で検索してご覧にもなれます。

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