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ぷちとまと

FC東京、もう飽きた。

経済と文化

2006年08月29日 03時00分30秒 | 雑記
タイトルだけマジメでごめんなさい。

晩ごはんを食べながら、8/13の「週刊ブックレビュー」の前半の書評コーナーだけ観てました。

「吉田豪のセメント!! スーパースター列伝 パート1」という本が紹介されたのですが、劇作家・演出家の竹内一郎氏のコメントに「なるほど」と思いました。「興業はテレビのように拡大再生産されない、産業革命以前の形態であり、時代の流れに逆行する人たちが集まるから面白い」という内容だったと思います。

僕も音楽やってたから多少は理解できますが、当の本人は時代の流れに逆行しているかどうかなんて、あまり気にはしていないと思うんです。単に好きだから、やりたいからやってるんだという人が多いのではないでしょうか。
ただね、その思いの強さが違うんでしょうね。みんながやるから大学でテニスやスキーをするとか、人気があって盛り上がるからサッカーの日本代表を観に行くとか、そういうのではなくて、自分で見つけたりとか、何かのきっかけで出会ってしまったとか…
みうらじゅんの「マイブーム」なんか、わかりやすい例ですよね。(本当か?)

スタジアムでサッカー観てても感じます。やっぱり、観客が1000人にも満たないJFLの試合の時に話したり知り合ったりする人だと、多少趣味は違っていても、話せる人である確率が高いですもん。5万人の日本代表の試合では、よほどラッキーじゃないと出会えないでしょうね。なぜかというと、そこにいる理由とでもいいますか、やっぱり思いの強さなんですよ。

2日前に演劇、しかも観客が多分20人もいなかったと思うけど、そんなのを観たから、余計にいろいろ思ってしまいますね。ガラガラじゃなくて、そこそこ埋まってその人数ですよ。それってアホですよね(もちろんいい意味で)。
で、僕なんかは友達が出るから行ったに過ぎないのですが、そこにいた観客って一体どうなんでしょう? 誰とも話すことなく帰っていった人って、出演者の知り合いとかじゃなくって、自分で何か調べて来たわけじゃないですか。もう何ていうかね、冷静に分析したら呆れる以外にありません。

たまにそういう人たちに混じって刺激を受けていたいなと思うのです。

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1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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わはは! (ンダカ)
2006-08-30 00:06:05
確かに「時代に逆行してる」なんて思いはかけらも無いですな。それはシモネッタ氏も書いてることと同じ内容になるかと思うけど,自分で,自分が「(自分にとって)おかしいことをやってる」と思いながら,何かする人なんていないじゃない。世間的に見るとおかしいんだろうな,とは感じても,自分にとっては極めて普通のこと,なわけでね。ほら,大体,変人って自分のことは「普通」って言うのといっしょですよ(笑)。私?もちろん「普通」です(笑)。
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