業務&ITコンサルタントのひとり言

コンサルティング活動を通じて感じることを勝手気ままに記載

壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:能登復興が進まない事について

2024年07月06日 14時26分32秒 | 社会全般
今週月曜日で、能登での大規模震災から半年が経った。今週月曜日から5回連載で、能登復興について書き込みを行ったが、最後にインフラの整備や瓦礫の処理などが中々進まない事への苦言を言いたい。

3月にボランティアを行った時に、熊本から支援に来ていた人と会話したのだが、熊本では瓦礫は半年程残っていたとの事だった。本来であれば、学習効果を発揮し、もっと早く撤去して置けるハズであるが、能登では未だに殆どの瓦礫が残っている状態であり、また一部の瓦礫は道路にはみ出している状況である。

6月にボランティアに行った時は、大動脈であるのと里山道路は未だ一方通行だったし、珠洲市や輪島市の震源地に近い山沿いの道は、片側通行の所が多かった。7月の中旬に、里山道路が漸く全線開通するとの事であるが、能登の北側を走る国道249号線は、まだ通れない状況である。

これは、政府または霞が関の役人が、能登の復興に向けてお金を出す積りが無いと云う事であり、そして石川県知事が無能である事の証であろう。

財務省の本心は、何事においてもお金を使いたくないとの発想で、お金を使う時は政治的に利用出来る時ダケの様である。それで能登の様な過疎地にはお金を使いたく無いとの考えである。これについては、役人だけでなく、政治家や一般の人達にも類似の発想を持った人が残念ながら多い。そして、財務省の言いなりになっている岸田は当然何もしない。

これを覆すには、政治力しかないのだが、残念ながら今の石川県には力のある政治家が居ない。森元首相は引退しており、その力はもうない。そして元国会議員でもあった現知事も、たいした能力もない。

それを憂いて、この様な書き込みをしている。残る手段は、民間で行うしかないだろう。そしてしっかりとした理念や哲学を持っている政治家を選ぶしかない。
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