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壊れたニッポンを治す為の処方箋#3:6月初旬の日経『太陽光発電 東京湾に』の問題点の本質

2024年07月13日 16時44分11秒 | 社会全般
6月初旬の日経に、『太陽光発電 東京湾に』と云う記事が在ったが、この構想にはぶったまげた。太陽光パネルの設置でこれまで散々山林や田畑を破壊してきたが、”今度は海の自然を破壊しようとしているのだろうか”と云うのが、第一印象である。

自然エネルギーの殆どは、自然を破壊する事で成り立っているのだが、残念ながら未だに共通認識とされていない。具体的には、太陽光や風力発電を設置する際に、山林を切り開いて設置しているケースが大変多い。二酸化炭素が多くなったと云う事を問題視している人達が、その二酸化炭素を吸収してくれる木々を伐採している事は、大変矛盾しているのだが、利権に群がる人達の所為で、この意見は無視されている。

また森林の伐採によって、大雨が降った時の災害が多発している。木の伐採によって山林が雨を保持する事ができず、崖崩れなどの被害が増えている事は、既に周知の事であろう。それから風力発電が発生する低周波によって、人体に悪影響を及ぼす事は、かなり前から知られており、EUでは洋上の風力発電に移行している様である。

そして最近新たに認識された問題として、地震や水害などの大規模災害が発生し、家屋が崩壊しても、太陽光発電は発電を続ける為、火災が発生したり感電する事がある。そして、太陽光パネルには有害物質が含まれており、廃棄する時は勿論の事、災害時などで火災が発生した場合、それらの有害物質が漏れ出す事がある。

それで東京湾での太陽光発電の実証実験だが、発電などの効率などの実験だけでなく、環境への影響も実験しているのだろうか?水中の生物にも太陽光が必要であり、その太陽光によって光合成を行っている生物がいる。そして、パネルに損傷が発生した場合、有害物質の”漏れ”は大丈夫なのだろうか?この辺りの実証実験を疎かにしての推進は許される事ではない。
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