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能登復興に向けた私案(18回目 ー 追加):   12.能登の「きりこ祭り」を観光の目玉に

2024年07月09日 07時35分55秒 | 社会全般
能登の復興を考える際に、一番大事な事を忘れていた。それは能登の祭りを楽しむ事だ。自分が子供の頃は、能登の祭りの事は全く知らなかったが、6月のボランティアの後に能登出身の知り合いと会話した時、能登の祭りの事を教えてくれた。

帰宅後調べてみると、確かに能登には沢山の祭りがある。総称なのか、ほぼ全部が”きりこ祭り”とかいてあり、祭りの写真を見ると、大きなキリコを担いでいる様子が映っている。金沢出身者としては”キリコ”には馴染みが深く、それと関係しているのかと思ったが、そうではない様だ。

(メモ:金沢近郊ではお盆の墓参りの際に、”キリコ”と云う木と障子紙で作られた箱をお墓の前に吊るす風習がある。)

現在、この能登のキリコ祭りは日本遺産として登録されている様だ。この祭りを紹介しているHPを見ると、全部で29箇所でキリコ祭りがあり、最初は7月の第一週の週末から最後は9月の終わり頃までの間の約3か月間、ほぼ毎週末に開催されている様である。

因みに先週末にはキリコ祭りの先陣をきって、”あばれ祭り”と云う祭りが能登町(旧宇出津町)で開催された。”あばれ祭り”と云うように、かなりやんちゃな祭りの様だ。因みにその祭りにあの松任谷由実が訪れていたそうである。

東北の6大祭り、京都の祇園祭り、大阪のだんじりや博多の山笠など、全国的には有名な祭りは沢山あるが、この能登の祭りもこれらに負けない程に素晴らしい祭りの様に見える。能登という狭い地域にこの様な沢山の祭りが存在すると云う事は、他には無いのではないだろうか?

地元の人にとっては、この祭りの為に帰省している人も多かろう。3ヵ月間楽しめるこの祭りをこれらの祭りを上手に宣伝し、観光に来てもらえる人を増やす事が出来ないだろうか?多分、既に様々な活動を行っているのだろう。但し、まだまだ全国的な認知度は低い。今回の災害を契機に、全国レベルでの宣伝を行い、復興に向けて能登に活気を戻る事を祈っている。

本来はこの様な事をしてはいけないのかも知れないが、昨年と思われる”あばれ祭り”の動画のリンクを下に掲載する。
キリコ祭りの説明
”https://notokiriko.ishikawa.jp/kiriko/jp/index.php”

祭りの動画。2023年に、大々的に動画の撮影を行っていた模様である。
”https://www.youtube.com/watch?v=eBYMVSE8gQ8”
”https://www.youtube.com/watch?v=qW36Uhh-5fk”
”https://www.youtube.com/watch?v=QoZRsSuHkKE”
コメント
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