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南会津生活記

南会津での日々の〝ひとコマ〟をご紹介しています。
by s-k-y (presented by taito)

駒止湿原-初秋1

2008年09月24日 05時53分55秒 | 駒止湿原
ボクの目線よりも高いススキが視界を遮ります。
聞きしに勝るススキの群生。

訪れる人も疎らな静かな湿原。
ワタスゲの頃、少々殺気立ったカメラマンがたくさん訪れていた場所も今は静寂に包まれています。
森の中では何者かが動く音が。。。あっちでも、こっちでも。
突然鳥達が飛び立ったり。。。
森の中では何者かの生の営みが繰り広げられているのでしょう。

わずかの幅の木道に三脚を立て、脚立に登り、
ススキの上から静寂の湿原を眺めながら、しばし思案。
この瞬間、自然と同化しているようで、心地良く、
でも野生の者達にボクの存在を知って欲しくて時々スズを鳴らして。。。
でも、再び静寂




足元では今の季節の花たちが慎ましく咲いています。
いつもの如く、花の名前は分かりません




秋色に染まる葉、初秋の香り。




湿原の奥に進むとススキが晴れ、見晴らしのいい空間が戻ってきます。
ここでも初秋の色味。


9月のある日、早朝の2時間ほど、駒止湿原ぶらぶら散歩。
いい季節です






駒止湿原 その4

2008年07月05日 05時37分46秒 | 駒止湿原
〝白樺谷地〟を抜けると次は〝水無谷地〟です。
この先を進むと昭和村側の駐車場に出ます。

この案内板は昭和村側に設置されています。南会津側から行くと一番奥の〝ここまで〟というところ!ここからUターンして引き返します。
大まかな地図ではこんな感じ→〝湿原の地図




ここでも普段は目にしない植物をたくさん見ることが出来ます。
名前は。。。教えてもらったけど忘れちゃいました




南会津側から来ると一番奥に位置するため、訪れるヒトの数も少し減ってノビノビ!
みんな思い思いにこの空間を満喫していました




ボクももちろん、この空間でノビノビ!




ふと足元を覗くとフワッフワの苔の大地。
この繊細なベッドに植物たちは根を下ろしてるんですね!
人間が踏んだらひとたまりもありません




さて、時間は10時。そろそろ帰りましょう。




帰りは〝水無谷地〟から〝白樺谷地〟へ逆戻り。ここの木道は交互通行です。
〝大谷地〟は一方通行なので通ることが出来ません。ぐるっと迂回路を帰ります。
この迂回路も広々としてなかなか気持ちがよろしい




かつてここは開拓農地だったそうです。
今は開拓される前の姿に戻そうとブナ林の復元に取り組んでいるとか!
それにしても、南会津に来て何処へ行っても山に囲まれていましたが、この空間は自分が今どこに来ているのか分からなくなるくらいの広々とした気持ちの良い平原でした




この空間の中、湿原の余韻を味わいながら、戦いを終えたフォトグラファーたちは引き上げていくのでした。


ということで、自身初の駒止湿原フォトでした。
次は真夏に行こうかな!?
次回をお楽しみに




6月21日撮影の駒止湿原シリーズ
 オープニングフォト その前に その1 その2 その3 その4


駒止湿原 その3

2008年07月04日 06時11分02秒 | 駒止湿原
再び6月21日の駒止湿原です。

〝大谷地〟を抜け、しばらく歩くと次は〝白樺谷地〟です。
ここにもクマ注意の張り紙が




谷地の入り口でレンゲツツジとワタスゲが出迎えてくれます




こちらの〝谷地〟の方が〝大谷地〟より面積は小さいのですが、空間は広々と感じます。






ノハナショウブ
常連のおじいさんが教えてくれました!ハナショウブの原種だそうです。

〝ヒオウギアヤメが正解だそうです。ひじりこさんに教えていただきました




森の中には不思議な花?キノコ?
目を飽きさせません




〝白樺谷地〟と次の〝水無谷地〟との境がよく分かりませんでしたが、たぶんこの森が境では?


6月21日の駒止湿原シリーズ、もう少し続きます


6月21日撮影の駒止湿原シリーズ
 オープニングフォト その前に その1 その2 その3 その4


駒止湿原 その2

2008年06月30日 06時31分20秒 | 駒止湿原
前回に引き続き、駒止湿原の〝大谷地〟です。

日が高く上り、辺り一面、一様に光が回り、程好い散策日和となってきました!




暖かな陽射しを受けながら、一方通行の木道を進んでいきます。




所々、夕べの雨の名残りが朝日に輝いて




花々も雫を身にまとい、さらに輝いて






足元には木漏れ日を逃すまいと、小さな花が背伸びして




湿原の一段高いところではレンゲツツジが高みの見物!




そんな湿原での楽しいひと時!

ボクの描く駒止湿原、まだまだ続くのでした



6月21日撮影の駒止湿原シリーズ
 オープニングフォト その前に その1 その2 その3 その4


駒止湿原 その1

2008年06月26日 06時11分43秒 | 駒止湿原
6月21日の駒止湿原の様子をご紹介します。
この日の前日夜からは雨
朝には止みましたが空はドンヨリ曇り空
でも、この日を逃すと当分時間が取れないので、行くことにしました。
それに、霧に霞む湿原にもそそられましたし

ところが、駒止峠に近づくにつれて雲が晴れ、徐々に陽射しが
予想外の天気に嬉しい反面、霧に霞むイメージが膨らんでいただけに複雑な心境

そんなことを思いつつ、初の駒止湿原
入り口に到着です。
ここでは簡単な注意書きがあり、階段には玄関マット!?

外来種の進入を防ぐため、ここで靴の底の土を払いながら進みます。



陽射しは益々強くなり、周囲の緑を鮮やかに照らしてくれます。




駒止湿原は3つの谷地で構成されています。
手前にあるのが〝大谷地〟

「クマ注意」の張り紙がなんともリアル。。。



記念すべき湿原ファーストショット




次から次へとはじめて目にする植物が現れます




そしてついに、見頃のワタスゲ




時間は朝7時ちょっと前。
常連さんと少々お話をしましたが、この方曰く「普段の週末は今頃カメラマンで大渋滞だけど、今日はいないね!」とのこと。
この日の天気はあまり良くない予報でしたから、訪れる人の数も少なかったようです。




ここで延々と一時間はいたでしょうか
この先、まだまだあるとは知らずに長居をしてしまいました




ご夫婦で散策する様子を見送りながら、ボクも先へようやく重い腰を上げたのでした!



6月21日撮影の駒止湿原シリーズ
 オープニングフォト その前に その1 その2 その3 その4