ユラーナ Ulana - A bridge between Japan and Overseas Countries

龍神由美のブログ。江戸の面影を残す川越に、先祖代々300年住んでいます。私の川越暮らしを綴ります。

「夢をカタチにする」ワークショップ

2011年02月14日 | 日記
「夢をカタチにする」という心理学のワークショップに行って来ました。ちょっと前までは、自分の夢って何だったのかしら、と夢が霧の中に迷い込んでしまっていましたが、約2週間前に、中学の同級生とその友人と会うことで、自分にも夢があったことに気づきました。(お二人、ありがとうございます)

そこで、ちょうどいいタイミングでのワークショップ。参加者は、15名でした。

まず、やさしくて落ち着いた声の女性のトレーナーによる講義。「夢って何だろう」でした。イメージが出来るのは、夢の第一歩だそうです。

以下、大雑把なメモですが、自分の夢探しの鍵となるフレーズのようです。

 私はこれからどうしたいのだろう。10年前の自分があって今の自分がある。
 私は、何が好きなの?
 全部、無理と打ち消してしまう自分。
 でも、何か方法があるかも!
 人と話さない、動かない生活は苦しくなる。
 私とは、いったい、何なのか?
 人から見られることを気にしている自分。
 相手の言葉を聞くということは、言葉のキャッチボールが出来るので人間関係が良くなる。

評価されるには自分の好きなことは出来ない、という学校生活の経験から、夢が消えていってしまう、ともトレーナーの先生はおっしゃいました。でも、単に「~へ行きたい」「~が欲しい」も夢だそうです。

そこで、夢の定義とは

 これからの未来を作るもの
 自分の人生に拍車をかけてくれるもの
 自分や人にとって勇気・力が湧いてくるもの
 みんなで分かちあえるもの
 自分の興味・関心の先にあるもの

だそうです。まず、大切なのは、夢を言葉にして語ってみることだそうです。否定する思いが出てきても打ち消さないことが大切と。

そこで、10分間の時間を与えられて、自分の夢を書き出してみました。そこからベスト5を選び、さらにベスト1について、具体的に何から始めるかを書きました。

午前の部のまとめは、以下でした。

 夢は、言葉にして伝えよう!(これは、行動を起こすことに繋がるそうです)
 応援してって言おう!(人は、そう頼まれると、喜んで応援したくなるそうです)
 その為の第一歩を実行しよう!(夢を手帳に書いて、14日間見続けると、脳があたかも実現したかのように感じるそうです)


午後の部は、別の女性の元気いっぱいのトレーナーでした。目標は、「選んだ夢にもっと具体的にリアリティを持たせる」でした。
夢を手にしたときの状態、たとえば家族はどうか?どこに自分はいるのか?収入はどうか?時間の使い方はどうか?などを、10分間で各自書き出しました。

次に、その夢を叶えるのに障害となるものを書き出しました。時間がない、お金がない、タイミングがよくない、体調がよくない、出来ない、等など、様々な理由づけを、私たちはしています。

その後は、その障害となるものを、一枚の紙切れに書きました。そして、すべて筆記用具を置いて立ち上がり、15人が3つのグループになりました。

何をするかと思えば、みかん箱くらいの大きさの段ボール箱が登場しました。その段ボールの中に、一人が自分の書いた「夢を拒む障害」の紙切れを入れ、目隠しされます。その人の10メートルくらい先には、未来の自分(夢)役の人が立っています。その間に、段ボールを置くのです。そして、目隠しされた人は、未来の自分に向かって歩いてゆくのですが、段ボールには、触れずして、またいで、未来の自分と出会わなくてはいけません。そのルールを知った全員が、「え”~」と声を発しました。障害物を目で見ないで乗り越えられるでしょうか!?全員、不安です。私も、もちろん。

トレーナーは、笑いながら言いました。「直感を信じてください。結論から言うと、出来なかった人は、一人もいません。」

最初の人は、何と、一度で、成功しました。参加者全員から、「おー」という歓声。3グループなので、後は、大騒ぎとなりましたが、私は、3度目でパスしました。目隠しされているのと、歩きだす前に体を回転させられるので、歩幅の感覚などが狂い、本当に、直感に頼るしかなかったのです。成功したときには、ふと、ああ、ここをまたげばいいんだ、という感覚がありました。

全員が成功した後、トレーナーから、このワークから得たこと、学んだこと、感じたこと、日常で活かすことなどを書くように言われ、それを全員でシェアしました。

私が感じたことは、次のようなことでした。

「直感を信じれば、障害を乗り越えることができる。頭で障害と思っていても、障害と感じる必要はない。直感を信じ、大きなステップを踏み出すことが、目標への到達となる。障害に見えるものは、目標へのステップアップ」

トレーナーの先生は、言いました。「未来の『出来るという自分』を信頼してください。そして多くの仲間がいます」


これをお読みいただいて、皆さん、どう感じられたでしょうか?私としては、とてもよいワークショップに参加できて、嬉しく思いました。


ユラーナ






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」第6話 市村・明智光秀

2011年02月13日 | 歴史
NHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」を楽しく観ています。今日は、市村正親さん演ずる明智光秀のいわゆる「3日天下」のお話でした。

この大河ドラマは、姫たちを主人公にしているので、史実とは随分かけ離れているように思いますが、とても面白い作品だと思います。光秀が信長を本能寺で討った後、秀吉がのちに「中国大返し」と呼ばれる備中から一日半で姫路に到着する離れ業を行ったとされますが、これは、史実に基づいたものだと思います。しかし、今日のドラマにあった、安土城で人質となった江と光秀が対面するというのは、どうだったのでしょうか。脚本家のたくましい想像でしょうか。

また、「信長を討った後に、森蘭丸からの手紙が光秀に届いた」というのも、史実としてどうなのでしょうか?この辺のことは、私は、詳しく知らないのですが、ドラマとして観れば、ワクワクしますよね。

先週の水曜日に川越のやまぶき会館で2時間のトークをされた市村さんは、とてもユーモアに溢れ、力強く、ユニークな方。一方、市村・明智光秀は、重厚な戦国武将。そのギャップに、市村さんがますます好きになりました。普通、役者さんは、還暦を迎えると、だいたい、パワーが落ちてくるように思いますが(役者さんでなくても、誰でもそうかな)、市村さんは、これからさらにパワーに拍車がかかるような感じがします。

市村さんの光秀としての出番は、今日で終わりのようですが、序盤をとても盛り上げていただいたので、今後も「江」を楽しみしたいと思います。

NHKのHPより 市村正親さんインタビュー


ユラーナ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

市村正親さんトークショー in 川越

2011年02月10日 | 川越
現在、大河ドラマ「江」で明智光秀役をなさっている俳優、市村正親さんのトークショーが川越でありました。市から観光親善大使としてご招待いただいたので、行ってきました。

市村さんは、川越のご出身。川越といっても、本当に昔からの川越の町中のご出身です。川越第二小学校(現・川越小)、初雁中学校、川越商業高校のご出身です。

舞台に出ていらしゃるなり観客を惹きつけてしまう、魅力に溢れた方です。ご幼少だった頃の思い出、ご両親のこと、進学のこと、付き人時代のこと、劇団四季でのこと、退団された理由等など、エネルギッシュに、そしてサービス精神たっぷりにお話ししてくださいました。

後半は、NHK大河ドラマ「江」のチーフプロデューサーも交えて、撮影の裏話や明智光秀への思いについて語ってくれました。市村さんの光秀の場面を編集した映像が、大音響と共に流れると、鳥肌が立ちました。プロデューサーは、「明智光秀は、天海僧正になったという俗説があるので、今後の展開では、再び、市村さんが登場するかも?」と楽しみな発言がありました。実現するといいですね。何と言っても、川越・喜多院には、江戸幕府のブレーンであった天海僧正がいたので、川越と江戸は密接な関係であったわけです。

プロデューサーが舞台を去った後は、再び、司会の女性と市村さんが舞台に。そして、ご家族への思いが語られました。特に、まだ、2歳8カ月という息子さんへの愛情は並々ならぬものでした。市村さんを支えているのは、本当に、ご家族なのですね。

しかし、市村さんは、出身地の川越への想いも熱く語ってくれました。私とは、ちょっと年の差がありますが、同じ昭和の川越を知っている人間として、同じ空気を吸って生きて来たことに嬉しさを覚えました。市村さんは、リップサービスでお話しされているのではなく、心から川越が大好きなのだと。何故なら、お母さまが、今尚住む町であるから。また、ご自身も川越に居を構えていらっしゃると聞いています。

私が市村さんの舞台を初めて拝見したのは、約25年くらい前だったでしょうか、劇団四季のコーラスラインが川越に来たときでした。市村さんの踊りに目が釘付けになったものでした。

常にポジティブに生きてきたという市村さん。そして、これからもポジティブに生きてゆくという市村さん。大俳優になられても、川越の町をよく観察されて、川越で生まれ育ったことと今の川越を誇りに思っていらっしゃる市村さん。どうぞ、また、素敵な舞台を見せてくださいね。そして、川越での公演が実現しますよう、心よりお祈りいたします。


ユラーナ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

生と死~春を待たずして

2011年02月06日 | つれづれなるままに
また、一人、この世を去る方がありました。暖かな春を待たずして、あの世に旅立たれました。

お花でいっぱいの祭壇を前に、黒一色の参列者の中で、ひとつの光が存在していました。それは、亡き方の去年生まれたお孫さん。85歳で初めてのお孫さんに恵まれたのです。ピンクのお洋服を着せてもらって、元気な声を発していました。まだ、言葉になる前の声。おじいちゃんへの呼びかけでもあったのでしょうか。

死という悲しみの極致の中で、「生きる」ということを強く意識させられたお葬儀でした。赤ちゃんの持つエネルギー、生命力の強さを強く感じました。

もうすぐお雛様。おじいちゃんは、去年のうちに、お雛様を買ってくれたそうです。きっとご家族にとって、忘れられないお雛様になることでしょう。

かなみちゃん、今度は、私にも抱っこさせてくださいね。


ユラーナ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

立春

2011年02月04日 | 植物・花
立春を迎え、暖かい日となりましたね。

裏庭の一番奥に、南高梅の若木がありますが、すでに、花が咲いていました。





あんなに寒い日が続いたのに、確実に春は近づいているのですね。

お玄関のフリージアもおしまいになってしまったので、ラナンキュラスを活けました。





ラナンキュラスは、暖かい昼間は、花を開かせ、寒くなると、また、閉じます。最近、よく見かけるお花ですね。キンポウゲ科の多年草。
そして、花言葉は、「晴れやかな魅力」「名誉」「名声」だそうです。


ユラーナ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする