ユラーナ Ulana - A bridge between Japan and Overseas Countries

龍神由美のブログ。江戸の面影を残す川越に、先祖代々300年住んでいます。私の川越暮らしを綴ります。

テレビ共同受信施設と地デジ化対応

2011年06月17日 | 社会
我が家の近所には、20年くらい前にマンションが立ちました。マンション建設の話が持ち上がったときには、住人が一丸となって大反対をしました。通りにあるすべての電信柱には、「マンション建設反対!」の看板をつけました。しかし、何の法的規制もなく、マンションは立ってしまいました。バブル真っ盛りの頃です。

そして、問題のひとつとなったのが、電波障害です。交渉の結果、「テレビ共同受信施設」を設置してもらうという対応策が取られました。

そして、地デジ対応のテレビを2年以上前に買っても見られていたので、今後も大丈夫だと思っていたところ、先週の金曜日に、マンションの管理組合とテレビ共同受信施設管理者の名前で、「当マンションによる受信障害は発生していないことを確認している」ので、完全地デジ化以降は、各自が対応してください、という文書が郵便ポストに投函されていました。

地上アナログ放送が終了するのは、7月24日。たった一カ月前の通告って、あまりなのではないでしょうか。

すぐに、電気屋さんに来てもらってアンテナの見積もりをしてもらったり、光でんわのフレッツテレビの利用が可能かなど、NTT東日本に問い合わせをし、家族で検討しました。いずれにせよ、奥行きの深い我が家での設置は、かなり、手間がかかりそう。(NTT東日本に電話したときには、「築何年くらいですか?」と訊かれたので「90年くらいです」と答えたら、「えっ」と絶句されてしまいました。)


今日、マンションの管理組合の代行をしている電設会社の方が来てくれました。

その方の説明によると、受信障害が起きないことを確認したのは、道路上なので、今度は、各家の屋根上でテストアンテナを使って試験をする、とのことでした。もし、その結果、見えないということになれば、引き続き、今使っている配線を使わせてくれるそうです。

もし、見える場合には、各自で、地デジ対応をしてください、とのこと。しかし、「1か月前の通告では、電気屋さんやNTTの工事が込み合っていて間に合いません」、と苦情を述べたところ、「各自の工事が終わるまで、これまで通りの配線を使わせてくれという要望をマンションに出します」と言ってくれました。

ただし、もし、テストして見えないということになり、引き続きこれまで通りの配線を利用する場合でも、スカイツリーが完成したときに、改めて計測を行うとのこと。その結果により、見えるということになれば、各自の地デジ対策が必要になるとのことでした。


高齢者の世帯が増えて、訳がわからず、困っているお家が多いように思います。ただコンセントを入れて、スイッチを入れ、チャンネルを回すだけの世の中はよかったなぁ、とつくづく思います。


ユラーナ

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