ノートルダム清心学園理事長でいらっしゃる渡辺和子さんという方の、「置かれた場所で咲きなさい」という本を読みました。
新聞広告に載っていましたし、テレビでも渡辺さんが放映されたので、ご存じの方も多いかと思います。
本の帯には「人はどんな境遇でも輝ける どうしても咲けない時は、下へ下へと根をのばす つらい日々も、笑える日につながっているのです」とありました。
「置かれた場所で咲きなさい」という言葉は、渡辺さんが、30代半ばで、思いがけず岡山に派遣され、翌年、大学学長に任命されて、心乱れることも多かったときに、一人の宣教師が手渡してくれた短い英詩の和訳、とのことです。
Bloom where God has planted you. (神があなたを植えた場所で咲きなさい)
美しい言葉だと思いました。自分の境遇を嘆きたくなることの多いのが人生かと思いますが、それを「神が植えた」場所と考えることによって、嘆きから前向きな気持ちへと切り替えることができるような気がします。
渡辺さんは、「置かれたところで自分らしく生きていれば、必ず『見守っていてくださる方がいる』という安心感が、波立つ心を鎮めてくれるのです」と書かれています。
渡辺さんは、50歳のときにうつ病にかかったことも告白されています。しかし、その体験から「人生にポッカリ開いた穴からこれまで見えなかったものが見えてくる」と。
とても薄い本なのですが、内容の充実した本です。「なーんだ、キリスト教の本」か、ではなく、一度、本屋さんで手に取られてみてはいかがでしょうか。
ユラーナ
新聞広告に載っていましたし、テレビでも渡辺さんが放映されたので、ご存じの方も多いかと思います。
本の帯には「人はどんな境遇でも輝ける どうしても咲けない時は、下へ下へと根をのばす つらい日々も、笑える日につながっているのです」とありました。
「置かれた場所で咲きなさい」という言葉は、渡辺さんが、30代半ばで、思いがけず岡山に派遣され、翌年、大学学長に任命されて、心乱れることも多かったときに、一人の宣教師が手渡してくれた短い英詩の和訳、とのことです。
Bloom where God has planted you. (神があなたを植えた場所で咲きなさい)
美しい言葉だと思いました。自分の境遇を嘆きたくなることの多いのが人生かと思いますが、それを「神が植えた」場所と考えることによって、嘆きから前向きな気持ちへと切り替えることができるような気がします。
渡辺さんは、「置かれたところで自分らしく生きていれば、必ず『見守っていてくださる方がいる』という安心感が、波立つ心を鎮めてくれるのです」と書かれています。
渡辺さんは、50歳のときにうつ病にかかったことも告白されています。しかし、その体験から「人生にポッカリ開いた穴からこれまで見えなかったものが見えてくる」と。
とても薄い本なのですが、内容の充実した本です。「なーんだ、キリスト教の本」か、ではなく、一度、本屋さんで手に取られてみてはいかがでしょうか。
ユラーナ