そして時の最果てへ・・・

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ゲームの中の時間軸

2008-07-24 23:51:23 | 雑感
「時をかける少女」を見た後、アニメや、特にロールプレイングゲーム(RPG)の中の時間軸と現実の時間軸の関係を考えています。

特にRPGでは顕著になる「ゲーム時間」と「現実時間」の関係。

プレイヤーがゲームを開始した時点が現実時間におけるゲーム時間の開闢。しかしゲーム時間では、ゲームが開始される遥か前から営々と「流れて」いた場合がほとんどです。ゲームの中の人物は、プログラムどおりに記憶を植え付けられてゲーム開始とともに誕生します。そして何年も生きてきたかのように振る舞い、過去を語ったりします。

また、ベッドで寝ている間は時間がものすごい「スピード」で「流れ」、あっという間に朝になってしまいます。プレイヤーがセーブをしてゲームを中断、翌日プレイ再開した場合、ゲームの中の人物は、この一瞬と次の一瞬の間に一日の時間差があったことなど知らず、普通に生活をしています。セーブファイルをロードしてやれば、何度でも過去に戻ることができます。でもゲームの中の人物は、過去に連れ戻されたことに気が付かない。


これら「ゲーム時間」と「現実時間」のズレを、ワレワレの「現実世界」で遊ぶ神様がいたとして、「現実時間」と「神様時間」に適用するとどうなるか?

・ワレワレの世界はプレイ開始時、例えば5分前に開闢したかもしれない。ワレワレが何年も生きてきた記憶や、過去の人間が作ってきた歴史を物語る証拠、太古の昔に滅びた生物の化石など、一切合財が5分前に作られたかもしれない。

・寝ている間、時間がモノスゴイ「スピード」で「流れている」かもしれない。

・あなたが




この4行を読み飛ばしている間に、実は気の遠くなるような時間、例えば1万年経過しているかもしれない。

・あなたは既に一生を生き、「神様」のリセットによってもう一度(ひょっとすると2度3度・・・)生きているのかもしれない。


現実世界にこんな考え方を適用しようとすれば、ただのバカモノ呼ばわりされて終わりですが、ではこんな考え方を否定するような証拠をあなたは論理的に提示できますか?