中国迷爺爺の日記

中国好き独居老人の折々の思い

四川の旅(8) 臥龍②

2007-07-10 09:17:09 | 中国のこと
 臥龍大熊猫保護研究中心(センター)では昨年8月に18頭の子パンダが生れた。パンダは野生では生後半年は母親から離れないが、このセンターでは3ヶ月たつと母親から離して飼育係員達が世話をする。子ども達を育てる場所は保育園と呼ばれ、子ども達は子供同士で生活して、元気に育っている。

 広い敷地にある遊具で遊ぶ子ども達。パンダは敏捷な動物ではなく、いつも動作はゆったりしている。


高いところに登るのが好き。




朝食後の運動か、3頭がキュンキュン唸りながら取っ組合いをしていた。


 やがて1頭が離れたが、残った2頭は取っ組合いを続け、とうとう手前の堀に転げ落ちてしまった。


 パンダはよく食べる。餌は特定の竹であるが、消化できるのは30%くらいであとは排泄されてしまうと言う。だから大量に食べなくてはならない。

餌の竹





いろいろな姿勢で食べている。


仰向けになって食べる姿はよく見かける。




朝夕2回、竹が与えられる。


葉はむしり取って茎を食べる。


高い場所で孤食を楽しむ。


竹はたくさん与えられている。


研究所ではとうもろこしや小麦の粉にいろいろな栄養素を加えて作ったたパンのような人工の餌も与えている。


パンを食べる。


厨房の前にある看板。「私達のおやつを盗み食いしようと思わないでね」とある。