中国迷爺爺の日記

中国好き独居老人の折々の思い

四川の旅(4)―Langzhong古城②―

2007-07-03 08:52:35 | 中国のこと
  中天楼を過ぎてしばらく行くと張飛の廟がある。国家級文物保護単位(国の文化財)である。張飛は死後に桓侯と贈り名された。


境内にある明代建造の敵万楼。


本殿。


  張飛墓亭。清代のもの。そばに墓がある。張飛の首は彼を殺した2人の部下が川に捨てたと言われている。


張飛像。



状元街には観光客相手の店が軒を連ねている。


   昼食をとった店。麺を食べたが、張飛牛肉など小鉢もいくつか出てボリュームもあり、なかなか美味かった。1人あたり9元(約150円)という驚くような安さだった。


  清代に建てられたと言う旅館の内庭。建物に囲まれた小さな庭だが、石榴の木が植えてあり静かな雰囲気。私と雷鳴君は非常に気に入って、こんな宿に泊まってみたいと話し合った。彼は主人にいろいろ尋ねていた。自分が勤める旅行社に紹介したいらしい。
  

街頭で売っていた桃。


 蚕糸を加工する工房。卓尚蚕絲坊という看板があり、昼食をとった店の前にあったので興味を惹かれて入ってみた。古い工房のようで、中ではさまざまな工程の作業をしていた。


繭から糸を引き出している。


繭をほぐしている。真綿にするようだ。


絹布を織る。


真綿を薄く広げ重ねている。布団綿にするらしい。




敷物を織る。