ドラマー涼の激辛ブログ『Eat with fire!』

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原宿 東○『麻婆豆腐』

2005年05月16日 | 辛さレベル☆☆☆
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/c4/4cc1064b30a62b2dc966d81e981644ac.jpg?random=057490979ae3fcb59511edeafda7e0ef


原宿 東○の麻婆豆腐

辛さレベル:☆☆☆+(花椒の痺れ "麻" はかなり強烈)
旨さレベル:☆☆(カレーみたいだった)
※レベル表記方法についてはこちらのページを。


『原宿にめちゃくちゃ辛くてウマい麻婆豆腐を出す店がある』と某広告代理店の人から聞いたので行ってみた。
個人的に不快な思いをしたので、名前は伏せる。

行く前にWEBで下調べ。 
『日本一辛い麻婆豆腐』と書いてあったりもする。
どうも「陳麻婆豆腐なんか目じゃないくらい辛い」らしい。
おぉぉぉ! 燃えてきた!! 上等じゃねーか! 食ってやる。
中国人の夫婦(?)が経営するらしいこの店は、マスコミ関係御用達らしい。
しかも、取材拒否だという。
マスコミ関係者は、こういう風変わりな店が好きだよな。
座席数も少なく、予約しないとなかなか入れないらしい。しかも18~24時の間しかやっていないというので、空いていそうな日を狙って行ってきた。
連休の間の平日、しかも大雨だったからか、幸いにも他に中国人らしき客が1組いるだけで、問題なく入れた。

下調べによると、麻婆豆腐だけの注文は受け付けないという。"麻婆豆腐の店になりたくない"というのが理由らしい。でも、俺は麻婆豆腐の店のつもりで来てる(笑)
でも、客が自由に注文できない店ってどうなんだろ?
武蔵境の『好好』を思い出した。あそこは、麻婆豆腐だけ食べると、「不健康だ、野菜も食え」と言って説教されるんだよな...。

しょうがないので、ウマいという噂の水餃子を注文(15個入りで1,500円もした)
水餃子は注文を受けてから、女将が目の前で包み始めた。皮も手作りらしい。
まずは、水餃子からいただきます!
う~ん... まぁまぁだけど、同じ手作り水餃子なら、『揚(東十条、池袋)』の餃子の方が断然ウマいし、安い。 
手造りとは言え、1個100円はなかなか。しかも15個もいらない...。

で、麻婆豆腐を注文。 「ウチのは辛いよ? いいの?」と言われた。
「俺を誰だと思ってんだよ!!(←もちろん知るわけない)」
とは言わなかったが、客に念押ししなきゃならないくらい辛いのか? だったら辛さ控えめにしときゃいいのに....
俺は、普通の中華料理屋で麻婆豆腐を注文する時は、必ず辛くしてもらう。
「陳麻婆豆腐店」では、本店の辛さ(それ以上はやってくれない)。「陳健一麻婆豆腐店」では、正宗麻婆豆腐の20倍、てな具合に。
だから「通常より辛くしてくれ!」と言おうと思ったが、喧嘩になりそうなのでやめた(笑)

「飲み物は?」と聞かれたので、酒を飲めない俺は「水でいいです」と答えた。
すると、「水は出さない!」との答えが!! 

「はぁ?」

「ウチの麻婆豆腐は辛い。水は辛いのをさらに辛くする。だから水ださない。お茶ならある。有料!」と怒ったような口調で捲し立てられた。 
サービス業の「サ」の字もない店だな...。
まぁ、言葉遣いに関しては異国の人だから多少はしょうがないけどな。
でも、なんかちょっとムッとした。 
「そんなに辛いのかよ!受けて立とうじゃねーか! 伊達に世界一辛いホットソース(タバスコの3318倍)を致死量食って救急車で運ばれてねーぜ!」(←負けてるじゃん...)
と、もちろん口に出しては言わないが、心の中で思った。
「胃ガンになるぞ」とか言われて、最近はちょっと控えめにしていた激辛道が目を覚ました!
俺は、どんなに辛い料理を食う時でも、水は口直し程度に1口2口しか飲まないので、飲まなくても別に大丈夫なのだが、口直しが欲しいので、お茶を注文。(熱いのが急須で出てきた)

奥ではスキンヘッドの料理人が、黙々と麻婆豆腐を作っている。
中華鍋の中では麻婆豆腐らしき真っ赤な液体がグツグツを音を立てて煮えている。
それをじっと眺めるスキンヘッドの料理人。 かなりの長時間煮込むらしい。
そして、お椀を取り出し、中華鍋から麻婆豆腐を移した。
しかし、全量じゃない。 まだ中華鍋には麻婆豆腐が残っている。
「全部出してくれないのぉ?」
と思っていると、料理人はシャカシャカと、なにかを椀の中の麻婆豆腐にかけはじめた。
これでもか!というくらいにかけている。
おそらく「花椒」である。 麻婆豆腐には必須のスパイスだ。 
これをたっぷりかけるのが本場流だ。しかし、かなりの量をかけたようだ。 
それで終わりかと思ったら、鍋に残っていたスープを、さらにその上にかけてできあがり。
「良かった、全量出してくれるのね。おっしゃ~、食ってやろうじゃねーか!」

見た目はなかなか良い。 しかしスープはサラサラである。
どれくらいサラサラかというと、ラーメンのスープくらい。

ワクワクしながら一口....
「ん? あれ? 」
辛さ的には『陳麻婆豆腐店で本店の辛さでオーダーした程度』か、それに毛が生えた程度だろうか。たいした事はない。
唐辛子の辛さはたいした事ないのだが、花椒を鬼のようにかけていたので、花椒の痺れによって辛さが助長される感じだ。
辣より麻がかなり強い感じ。
ネット上のレビューとかを読むと「世界一辛い」とか書いてあるが、辛さ自体はたいしたことはない。
普通の人は、慣れない花椒の「麻」を辛く感じてしまっているのだろう。
俺にとってこの程度の辛さは、朝飯前だ。(←マジで、朝から食える!)
しかし、数口を食べたところで、全部食う自信がなくなってきた。
もちろん辛さのせいではない、問題は味なのだ。 
麻婆豆腐というより、カレーだ。 豆腐入りスープカレー。
香辛料のせいか、カレーの味がするのだ。
カレーに使う香辛料が入っている感じ?
もしかすると、大量の花椒のせいかもしれない。 

この辛さは全然平気だが、この味はちょっと.....
WEBで下調べしたときには、「辛いけどウマい」のコメントをいくつか見かけたのだが、
悪いけど、俺が自分で作る麻婆豆腐のがウマい、そして辛い。
「まぁ、味の好みは千差万別十人十色」と思いながら、とりあえず完食。 
本当は、残したかった。 だって、おいしくないんだもん。
しかし、それでも全部食ったのは意地によるものだ。
もちろんお茶は1口程度。(茶は有料でもったいなかったけど、嫌みのように残した)

しかし、俺は暑がり。熱いご飯を食べただけで汗をかいてしまう男だ。
もちろん、辛い物を食う時はかなり汗だくになって食う。
「この野郎、無理して食ってんじゃねーの?」と思われたかもしれないのが癪だ!(思ってないと思うけどね)

完食はしたものの、俺には不満足感が残り、そして店には「売り上げ金」が残った。
客の少ない日の売り上げに貢献しただけかい!
ということで俺の負けだ....俺は一人で熱く(暑く)なっていた。 

しかも、あとで計算してわかったんだが、お茶700円もとりやがった!
一口しか飲まないお茶を700円も出して注文したのか...。値段くらい書くか言うかしてほしい。
ちなみに麻婆豆腐は1,500円か1,600円(忘れた)。ライスは200円。
二度と行くことはないだろう。



あーあ。
口直しに、自分で麻婆豆腐を作るかな。
俺が作った方がウマくて辛いよ!!!!(自分で言うなよ)



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※画像と本文は関係ありません。
横断歩道になぜか踏切が!!!場所は中央区銀座8丁目の端っこ。
車が通ると警報機が鳴ります。
というのはウソです。
昔の踏切の跡だそうです。



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