かわたれどき通信

それはいつどんな時でも起こりうる崖っぷち通信

4年4組コンドル先生

2007-01-26 00:54:39 | 音楽
やあみなさんこんにちは。
毎日寒いけどいかがお過ごし?え、最高?そうだよね。そりゃそうだよね!
なんてったってついにCONDOR44の「Good Bye 44th music」が発売されたモンね!
もう発売開始になると同時にCD屋まで我先にと買いに走るしかないモンね!



さてさて、今日はみんながどこでGood Bye 44th music買ったか聞こうかね。
そこのキミはどこで買ったって?え?HMV?HMVね。なるほど確かにバッチ欲しいもんね。
じゃあそっちにいるアナタは?あータワレコ、うんうん(首を上下に動かしながら)。
いや実を言うと私もタワレコで買ったんだな。23日の夜バイト帰りに渋谷で。
やっぱDVD付きってのに惹かれるものね。Ru's ROCK ohだものね。いやーわかるよわかるよ。
おっとケータイいじってるお前!だめじゃないか人の話とコンドルはちゃんと聴かなきゃ!
ん?CD買うお金がないから着うたダウンロードして我慢してる?ああそりゃしょうがないね。
私もさっきwinterと十月ダウンロードしちゃったし。情報料105円×2なんてなんのその。
夢の「ケータイでCONDOR44」がついに実現した喜びに比べれば屁でもないよね。
これで着信がある度にコンドル。あーこりゃ電話に出なくなるかもわからんね。

んーとそこのボクは?えっ?ええっ?な、なんだって?まだ?まだ聴いてない?
発売からもう実質3日が経つってのにあの大名盤をまだ聴いてないの?
いかんね。それはいかんね。今すぐCD屋に走るしかないね。全国民必聴だもんね。
よーし今日はCD屋までマラソンだ!最低でも試聴!




・・・。
とまあ前フリはこの辺にしておいて改めましてこんばんは。
いやはや、ついに発売されましたね、「Good Bye 44th music」。
発売日が待ちきれず火曜日のバイト帰りに渋谷のタワレコで買ったんですけど、
ざっと見ただけでも1Fの真ん中らへん、2Fのレジ脇試聴コーナー(PVまであるし!)、
2Fのインディーズ棚通路側試聴機と3ヶ所でレッツ体験!44th music!でしたね。
これはこれは。いいことです。素晴らしいことです。DVD-Rも付いてきたし。


前述の「ブログレ」で既に1曲目から9曲目までは入手済み、レビュー済みなんですが、
ボーナストラックの「Faint Shine (Nikkei Ver.)」も良いでございますよ。
ああ思い出すあの衝撃。まさかコンドルの曲がCMに!?しかも日経新聞!?
当通信の記事を読んでいただければ驚きっぷりはしゃぎっぷりがおわかりいただけるかと。
だがしかし当時の我が家は貧乏テレビ無し。(表向きは今でもそういうことになってますが)
しょうがないんでわざわざCMを見るためだけに友達の家まで行く始末。ありがとうT君。
買って損ない44th music。一家に一枚44th music。聴くは一時聴かぬは一生44th music。
陰ながら当通信も「Good Bye 44th music」を応援しています。(参考にさせて貰いました)

そんでもって忘れちゃならんのが3月8日のワンマンライブ@下北沢Que。
なんか今メール予約すると抽選でTシャツが当たるらしいっすよ。必見。
アテクシはこの前のライブで既にチケット買っちゃったので応募できないのですがね。
兎にも角にもみんな3月8日は下北沢!SAVE the CONDOR!下北沢コンドルの森!
書いてる人はいつも一人でとっても寂しいかったりします。一緒にいく人大募集ちう!

このコンドルがすごい!44・Good Bye編

2007-01-23 05:26:21 | 音楽
そんなわけでdaimas.netさんで開催中のコンドル44ブログレビューキャンペーン協賛企画、
CONDOR44「Good Bye 44th music」いよいよ発売目前かってにレビュー。


と銘打ってみたのはいいものの、何せこの貧困な音楽ボキャブラリー。
基本的に「すごい」「すてき」「さいこー」「かっこいい」の4つぐらいしか語彙が…。
そんな身でアルバム全体についてどうこう言うのは難しいんじゃないかって気がするんで
Ru's rockからendingまで、全9曲を一曲ずつあーだこーだ言っていきたいと思います。
まあ、あれだ、一言で言うと「凄く素敵で最高にカッコいい」。心の底から大好きです。
以下壮大なる蛇足。


+++ 1. Ru's rock +++++++++++++
 
 最初からすごい!熱さがすごい!歌詞がすごい!

  再生ボタンを押してまず聞こえてくるのは一曲目「Ru's rock」、2分17秒。
  コンドルさん、最初っから全力投球です。
  まず熱い。今までこんな熱いコンドルの曲があっただろうか(反語)。
  ゴリゴリ行きます。ゴリ押しです。物凄い勢いでロックロックしてます。
  ロックロックこんにちは、とはまさにこの事か。岸部シローも驚嘆。
  そしてもう一回驚嘆するのが歌詞。
  「さらばキミ さらばdb」と初っ端から前作「db」に別れを告げたかと思えば、
  今度は「3分間ほどキミを刺すぜ」とリスナーの心をぶっ刺し、
  そして極めつけは「ルーズなmusicにyouはshock」ときたもんだ。
  いや、そりゃmeはshockですよびっくりですよ。なんなんだコンドル44。
  とにかく最初っからガツンとやられること間違いなしですね。


+++ 2. He goes on rocking "end roll" +++++++++++++
 
 緊張感がすごい!クールなのに熱い!コーラスがすごい!

  2曲目はライブでも何度かやってる「He goes on rocking "end roll"」、1分49秒。
  ガラスのような石田氏の歌声がはりつめた、今にも割れそうなサウンドの上に乗っかり
  とんでもない緊張感の中で徐々に大きさを増していく破壊衝動。
  しかしただ爆発させて終わりってんじゃなく、あくまでクールさを保ったままで。
  前作「db」に入ってる「蓮華」みたいに石田氏ボーカルの曲は静かな美しさ、
  それこそゆるやかに、優しく流れる透き通った小川のような曲が多い気がするんだけど、
  これは完全に逆で、まるで天竜川?ぐらいなとてつもない急流。どこまでも流されそうな。
  そしてラストはメンバー全員による「He goes on rocking "end roll"」のコーラス。
  濁流に飲み込まれていく冷たさ、一方でどこまでも冷めることを知らない熱さ。
  相反する2つの流れが交ざることで渦は終わりを知らず果てしなく拡大していく。
  そんな感じです。

  
+++ 3. AZKD(on the crucial rhythms) +++++++++++++
 
 色感がすごい!非現実感がすごい!エンドレス感がすごい!

  タイトルが長い3曲目「AZKD(on the crucial rhythms)」は2分20秒。
  燃え滾る1曲目、冷たさが突き刺さる2曲目と劇場の幕開けは激情だったわけですが、
  3曲目にして激しい雷雲は遠ざかり、そこに残るのはどんよりとした厚い、低い雲。
  まるで古いモノクロの映画にでてくる夜空を見ているような感覚になるんだけど、
  なぜか月だけははっきり色を持っているような、そんな不思議な気分にさせてくれます。
  繰り返し歌われるのは「Goodbye 44th night , And goodbye 44th music」
  何度も別れを告げているのにも関わらず、どうしても離れられないという感覚。
  うーんなんなんでしょう。どこまでも不思議。どこまでもどこまでもどこまでも。
  でも「さよなら、さよなら、さよなら」という淀長の名台詞とは違いますよ!


+++ 4. good night 44th music +++++++++++++
 
 何もかもがすごい!語るまでも無くすごい!すごすぎる!

  出た。1~3曲目全部足して倍にしてもまだ敵わない4曲目は12分36秒。
  この曲についてはもう語ることなんてないし、語る必要もないと思います。
  12分36秒間にコンドル44というバンドが持っているもの全てが詰まった、
  ただただすごい曲。真骨頂。


+++ 5. winter +++++++++++++
 
 情景がすごい!日本語詞がすごい!終末感すごい!

  Goodbye 44th musicの折り返し点、5曲目「winter」は6分14秒。
  強弱こそあるものの、全編に渡ってミドルテンポで落ち着いた雰囲気の曲ですが、
  それは単なる優しさとかじゃなくて「終わり」に対するある種の覚悟のよう。
  一面雪で真っ白な美しい風景が浮かび上がる一方で、それは無と紙一重なんだな、と。
  ここまでの曲は「終わり」というものに対してどこか攻撃的、投げやりであったり、
  終わるはずなのにどこまでも終わらなかったりっていう感じだったわけですよ。
  だけどこの曲では、「終わり」とともに静かに、まるで雪に埋もれるように消えていく。
  美しい一方で非常に残酷な情景がどこまでもついてまわるんですよね。
  あと「Good Bye 44th music」では今までのCONDOR44には無かった日本語詞の曲が
  いくつも収録されているわけですけど、その中でもこの「winter」と8曲目「十月」は白眉。
  dbのころのインタビューで佐々木氏は歌詞にはあんまり意味は無いって仰ってましたが、
  この曲では逆に歌詞が非常に真っ直ぐで、歌そのものにすごく向き合っている感じ。
  「僕の言う白を キミも白と言うかなあ 僕は涙に逃げる」
  直球ストレート。なのになんでこんなに心に染みるのか。すごいよササキさん。
  

+++ 6. +++++++++++++
 
 短いのにすごい!シンプルなのにすごい!

  6曲目「終」はGood Bye 44th musicでも最短のわずか1分1秒。
  「秋を成す詩のようなあのコードだけが遠くに鳴るそれを終わりとい言う」
  歌詞もたったこれだけ。本当に短い。
  なのにある意味このアルバムの中で終わりとは何であるかを一番表してるかもしれない。
  悲しいもの、避けたいものであるはずの「終わり」を石田氏の声が優しく包み
  「終わり」の先にあるもの、すなわち「始まり」をかすかに予感させてくれます。
  シンプルイズベスト。余計なことごちゃごちゃ言わなくてもいいんだな、と。
  そんなこと言うとこのムダな長文の立場がなくなりますが。。。


+++ 7. O.F.G +++++++++++++
 
 押し寄せる音の波がすごい!鋭さがすごい!

  前半とは一転後半はタイトル短い曲ばかりです。7曲目O.F.Gは5分と9秒。
  金属的な冷たさを感じる波と、泣きのメロディーの波が交互に訪れるイントロ、
  そして石田氏の歌声がかすかな光をもたらしたと思ったら
  今度は硬度のある、光沢もあるロックに乗る佐々木氏の男気ボーカル。
  でも嫌味じゃない男気。「男臭いわー」とか「暑苦しいわー」とならないのはどうしてでしょう。
  うねるサウンド、乾いたサウンド、鋭いサウンド。
  三つの要素全てががっちり絡み合って正にコンドル節が炸裂しまくり。
  ぞっこんラブ。


+++ 8. 十月 +++++++++++++
 
 轟音がすごい!美しさがすごい!チェロがすごい!

  さあいよいよ終わりが近づいて参りました。8曲目十月は5分57秒。
  色を徐々に失っていく秋の風景をどこまでも優しく歌っております。
  非常にメロディアスで、ある種わかりやすい曲ではあるんだけども、
  中盤以降の轟音とチェロの調べは優しさと共に狂気じみていて、それが良いのです。
  終わりの先にある何か、その先の光が轟音の中に見えてきそうな、見えなそうな。
  この曲ほんとに大好きです。ライブで聴くたびに音源化してもらいたくてたまらなかった。
  「今 水の安らぎに濡れて にじんで二人は溶けて それはきっと季節のせい」
  このフレーズとともに聴いてるうちに溶けてしまいそうな感覚に襲われます。
  轟音に飲み込まれて声に飲み込まれてチェロに飲み込まれて。なにこの心地よさ。
  そして最後の「十月は最後を笑っていた それを僕らはわかっていた」
  一見するとここで描かれているのは「やがて訪れる終わりに対する諦念」ですけど、
  その実「かすかに見える始まりに対する希望」が入り混じっているんじゃないでしょうかね。
  適当なこと言ってますけどね。全ては夢模様ですけどね。


+++ 9. ending +++++++++++++
 
 終わりなのに始まりなのがすごい!

  最後の9曲目はタイトルもそのまんまending。2分27秒。
  トランペットまで入った溢れる音の荘厳な流れのなかで聞こえてくる声は
  たった「pastime」「an all time high」だけ。それも徐々に音の中へ沈んでいっちゃう。
  祇園精舎の鐘の声同様に諸行無常が響きわたる輪廻ハイライト。
  なんつーか、ブラックホール?終わりから始まりへと続いていく回廊のような。
  これで「終わり」。でも「終わらない」。んーそういうことなんですかね。
  24日発売のCDにはこの後「Faint Shine」の日経バージョンが入ってるそうで、
  ほんとの意味で「終わらない」わけですけども。


とまあ延々なにがなんだかよくわからない文章を書き連ねてきたわけですけども、
やっぱり結論は「聴けばわかる」ですからね。
いっくら上手い文章だって音楽を100%表現することなんて不可能だし。
いわんやこのへっぽこレビューをや。
そんなわけでとにかく聴くのが良いと思います。散々あーだこーだ言っても結論はこれ。
そして4曲目good night 44th musicの凄さはマジで体感することをオススメしたいです。
聞くものを捕らえて離さない12分36秒。まいった。

CONDOR44 etc. @ 代々木Zher the ZOO (1/18)

2007-01-20 05:16:56 | 音楽
昨日書いたブログレビューキャンペーンの話ですけども、早速今日CDRが届きました。
仕事早いっす。ステキ。そして内容はもう言わずもがな。すんばらしい。
すんばらしすぎて正直何から書いていいかわかんないので今日は昨日のライブの話でも。


というわけで昨日は代々木のザーザズーまでコンドルさんのライブを見に行ってきました。
自分にとっては今年初コンドル。ここんとこ9月、11月、そして今月と二ヶ月ペース。
そして次は「Good Bye 44th music」の発売を経て夢のワンマン@Que。グレイト。
ザーザズーといえば一昨年の5月20日、二十歳の誕生日にコンドル44という、
こんな幸せなことってあるのかしら級のライブがあった場所でございますからね。
リクエストデイってことでチューニングの曲、tune#5で始まるまさかのライブでしたものね。
今作にも入ってる十月は演るし、最後は00203だしで最高な誕生日になったものですものね。
まあその日は悲しいことに日立の伊勢甚が閉店した日でもあるんですけどね。
まさに終わりと始まりは紙一重と実感させるような日だったわけでありますのよね。
そんでもって今日のライブも、嫌が応にも期待は高まりますものね。

それは置いといて久々の代々木、バイトしてからだったので着いたのは8時近く。
センターを前にして憔悴しきってる(あるいは悟りを開いちゃってる)予備校生の姿もなく、
どこか静かな雰囲気の駅から歩くこと1分足らず、セブンの地下のザーザズーへ。
着いたときはちょうど2バンド目。予備知識ゼロだったんですがかなりアツい感じのバンド。
そして3番目は一転疾走感溢れるギタポ。キラキラフレッシュなかんじでなかなか。
今日の対バンで唯一知ってたsgt.が一発目だったらしく見れなかったのはちょい残念。

さてコンドル。満を持して(かどうかわからんけど)4番目に登場。
お客さんはこの頃になると6~70人くらい居たのかな。いやもっとかも?
今日は左からベース石田氏、真ん中奥ドラム安島氏、右にギター佐々木氏とごく普通の配置。
やっぱりドラムが右に来るあの配置はセッティングが面倒なのかなーとか思ってるうちに、
この日もカーディガンを羽織った佐々木氏が「どうもー」とか言ってライブ開始。
コンドルのこのゆるーいノリ(あくまで客側から見て)、大好きです。

そんなわけでこの日演った曲

     1. Ru's rock
    2. Ebb
    3. 十月

     4. He goes on rocking "end roll"
    5. good night 44th music
    6. Hush&Vane


時間は大体30分ってとこでしょうか。必要十分な。
もちろん長いに越したことはないんだけどそれはまあ3月のお楽しみってことで。
最近はもう「十月」と「good night 44th music」のためにライブ来てる感じなんで
両方とも聴けて幸せです。はい。新曲もてんこもりだし。しかも最後は名曲Hush&Vane。
あーそういえば11月の時もラストgood night~でHush&Vaneって流れだったような。
この曲順が最近の定番なんでしょうかね。最後Hush&Vaneってのは後味よく帰れて良いです。

一曲ずつの感想を。
まず始めはiTunes他の無料ダウンロードでもおなじみ「Ru's rock」。
Last.fm見ていただければお判りいただけるかと思いますが既に百回以上聴いてたりして
もう自分的にはかなりしっくりくる曲の仲間入り。それにしても最初っから飛ばしますな。
さっきまでのゆるい雰囲気が一転、わずか2分であたり一面コンドルの世界。すげー。

お次はライブの定番、1st「00203」収録の「Ebb」。
これまた2分足らずの短い曲ですけどドコドコ鳴るドラムにゴリゴリベースとギターが入って
むわっと男気コンドル満開!ロケンロー!(石田氏ボーカルの曲ですけど)
長くて泣かせる曲からこういった短くて押しの強い曲まであるのが魅力だよね。そうだよね。

そして3曲目は待ってました「十月」。
一応「good bye 44th music」まで音源化されてなくて新曲っちゃ新曲なんだけど、
少なくとも04年の10月には演ってるからもう2年ちょいとおなじみな曲ではあります。
最初に演ったとき、なんか佐々木氏が「日本語詩でどーのこーの」と言っていたような、
そんでもって初めて聴いた時以来音源化が待ち遠しくて待ち遠しくて仕方がなかった曲。
CONDOR44が出してきたCDには1stのラストであり表題曲でもある「00203」、
2nd、dbの「visionary town」、siderとの一石二鳥スプリットでは「Untitled」と、
1枚1曲のペースで長さ10分級の、琴線に触れるような轟音にグッと来る超名曲が
(もちろんこれ以外にも名曲てんこもりですけど、自分の中でこの3曲は別格)
入ってますけど、これはそれに並ぶ、いや越えたんじゃないかってぐらいで、
もう毎回毎回ライブで聴くたびに声にならない気持でいっぱいになるマストソング。
なんか昨日のことだってのに記憶があいまいですけどこの日はチェロなし。
でもそんなことはこの名曲の前ではささいなことなのです。
とはいいながらもワンマンではチェロあるといいなー。やっぱ華やかになるしね。

ここでMC。
今日は珍しくベース石田氏が喋る喋る。CDが出るってこととかワンマンライブのこととか。
この日のMCにしてもそうだけど、なんか最近のコンドルはほんとアツい。
音源が出るわけだからそりゃ当然なんだろうけど、それにしたって、うん。説明できないけど。

佐々木氏の「あと3曲です」的な話のあとは後半戦。
4曲目はこの日ハイラインでも偶然耳にした「He goes on rocking "end roll"」。
前に一度どっかで聴いたことある気がするんで生で聴くのはたぶん2回目とか。
溢れんばかりの疾走感と石田氏のガラスのような声がもの凄い緊張感を生み出したと思えば、
間奏の後はメンバー全員(ドラムのアジマ氏までも!?)で歌う歌う歌う。
もうどうしようもなくボルテージ最高潮。思わず一緒にHu!とか声挙げたくなります。
またしても短い曲だけどその分超濃縮。なんなんでしょうこの密度は。

そして「good night 44th music」。来た。キターとかじゃなくて、来た。
今のコンドル44の真骨頂。何分あるんだかわかんない大作中の大作。
初めて聴いたのは去年の2月、新宿でのギターアンペアとのライブだったと思うんですけど
そん時佐々木氏が「次の新曲は10分以上ある」とか言ってた気がするし。
(ちなみに届いたCDRでは12分36秒。勿論コンドル史上最長ですね)
昨日も書いたけど、ほんとこの一曲にコンドル44の全てが詰まってる。
月並みな言葉で言うと一曲で一つの物語になってるとかそんな感じです。
いくつものパートに分かれててとにかく長い、長いんだけど長さを感じさせない、
観る者をその曲世界の中に連れてって巻き込んでどこまでも感情吐き出して13分。
最後の佐々木氏の絶叫、そして夜明けを感じさせる轟音。
世にロックバンド数あれど、ここまで人を突き動かす曲はそうはないと思いますよ。
大袈裟でもなんでもなく今ほんとうに聴いてもらいたい、観てもらいたい一曲。

半ば放心状態になったと思ったら最後は嬉しい「Hush&Vane」。
コンドルの代表曲っていってもいいんじゃないでしょうかね。うん。
僕の中ではコンドル44とBOaTが二大バンドなんですけど、その両者に共通する
「根っこの部分ですごくポップ」ってのがよく現れてると思います。
上で書いたgood night~や十月、00203みたいな思わずグッとくるかっこよさとも、
「Ebb」や「Ru's rock」みたいな熱くてクールなかっこよさとも異なる、
シンプルなかっこよさ。思わず笑顔になっちゃうような。大好きです。


そんなこんなでiPodでHush&Vaneとか聴いて余韻に浸りつつ代々木を後にしたわけです。
わずか30分かそこらのライブについて長々とぐるぐるぐるぐる書いてきましたけど、
百聞は一見に如かず、こんなブログのへっぽこ文章なんてほんとどうでもいいから
とりあえず生コンドルのライブは一度でいいから見ておくことをオススメします。
3月8日は老若男女泣いて喜ぶワンマンライブですし。
しびれるよ。



ところでワンマンのチケット、コンドル始まる前に買ったら1番だったんですけど。
まだアルバムが出ていないとはいえみんなもっと買おうぜ・・・。

コンドルな日々

2007-01-19 01:48:34 | 音楽
いつもなんですけど今日は特に。


今日最初に舞い込んだのはコンドル44ブログレビューキャンペーンの話。
説明不要問答無用、かの有名なCONDOR44をはじめとして椿屋四重奏やシロップ16g、
そしてレミオロメンまで所属している(た)ステキレベール代沢レコードのシャッチョさん
いよいよ発売が来週に迫ったコンドル44、4年半振りの新作「Good Bye 44th music」
(そうなんですよもう来週なんですよ!みんな水曜日は2310円持ってCD屋へ!)
のネットを使った一大プロモーションプロジェクトを立ち上げなすったそうで。

なんでも、

 >何度もここで言わせてもらってますが、CONDOR44の新譜
 >『Good Bye 44th music』が来週の水曜日に発売されます。
 >4年ぶりのアルバムですし、なにより内容にぞっこんなんで、
 >なんか特別な形でのプロモーション企画ないかと思ってました。
 >せっかくブログやってんだから、ブログを利用したなんか出来ないかと思ってました。

とのことで、

 >そんな訳で、前フリが長くなりましたが、
 >「コンドル44 ブログレビューキャンペーン」です。
 >参加資格は「ブログを持ってる」それだけです。
 >一応ブログは拝見しますが、業者エロ以外どんなブログでも結構です。
 >連絡いただきしだい、CDRを送らせていただきます。
 >ボーナストラック以外の全曲がフルサイズで入ったCDRです。
 >受け取ったら、お持ちのブログに感想を書いて下さい。
 >お願いはそれだけです。ご自由に書いて下さい、
 >謝礼はないっす。ないからこそ、ご自由にお書きください。
                                     
daimasuの日記より
ですってよ奥さん!!
いやはや、正直言って最初見たときは我が目を疑ったね。
このご時世、ブログを使った販促プロジェクトはそれこそ星の数ほどありますけど、
未だかつてこんな太っ腹で冒険的で素敵すぎるプロモーションがあったでしょうか。
だって、「タダでCD送るからブログにレビュー書いてよー、内容は任せるから!」だよ?
会ったこともないけど、きっと社長さんいい人なんだろうね。世の中捨てたモンじゃないね。
そんなわけで興味持った人は見てみるとよいんじゃないでしょうか。
自分は勿論応募させていただきましたよ。勿論発売日にはタワレコでも購入予定。


ということで朝から、っつーより昼から大興奮だったわけですが、午後からはバイト。
その前に久しぶりに下北沢はハイラインレコードまで行ってココ限定発売のCD買おうとしたら
あらびっくり、BGMとして店内で流れているのはなんという偶然か「Good Bye 44th music」。
なんということでしょうこのコンドルしばり。いや、嬉しいんですけども。
ちょうど一曲目、「Ru's rock」の途中。んで2曲目まるまる全部と3曲目の途中まで聴けたし。
なんつーか、世の中このくらいコンドルまみれになったらいいなーという心境です。はい。


で、サクサクっとバイトを終えて今年初の生コンドルを見に代々木Zher the ZOOへ。
相変わらずのステキなライブでアルバムへの期待高まりまくりでございましたよ。
詳細はまた後で書きますけど、最近のコンドルはもう2分か10分かって感じ。
帰りは渋谷まで歩いてタワレコで「Good Bye 44th music」試聴してきたんですけど、
既にフリーダウンロードとかされてる「winter」「Ru's rock」はもとより、
ライブでおなじみの「good night 44th music」そして「十月」。この2曲はほんとにやばい!
コンドル44の全てが詰まってるといっても過言ではないですよ。
喜怒哀楽、人間の感情すべてを表現したような壮大で雄大で何よりかっこいい曲の数々。
コンドルを知って早5年、バンザイ好きでよかったCONDOR44。ファン冥利に尽きます。

何度も言いますけど24日、いよいよ発売です。指折り数えて待つべし。


どうみても負け惜しみです。本当にありがとうございました。

2006-07-01 11:08:38 | 音楽
7月ですね。今日は1日、ひたちなかで来月行われる某ロックインジャパンのチケ発日。
6時近くまでなかなか眠れなかったのに9時半に起きていざテレフォン!


見事撃沈しました。前評判どおりの過酷さ。ぎゃふん。

いいもんいいもん、別にNATSUMENが見たかっただけだし。
炎天下のひたちなかなんて暑くてやってらんねーよ!どうせ遠いし!
それよかもっとちっこい(といっても最近のNATSUMENはそこそこでかい所多いけど)
ところで間近で見るほうがよっぽどいいもんね。ふんだ。
スピッツとかも見たいっちゃ見たいけど、そこまででもないし。
いいもん。それに今月は16日にコンドル44のライブがあるし。
来月は最近すごい聞いてるthe guitar plus meのライブ行くつもりだし。
だいたい渋谷まで出るのさえ億劫なのにひたちなかなんて誰がいくか!ぶー。

嗚呼ひたちなか・・・。

44th night @ 渋谷o-nest (6/13)

2006-06-14 02:54:34 | 音楽
死ぬ気で(金銭的にね)行ってよかったです。コンドル見るためなら一万払ってもいいよ!

そんなわけでなかなかライブをやらない(前回は3月!?)マイペースバンド、
CONDOR44主催のイベント44th nightの6th nightに行ってきました。
コンドルさんを見るのは2月のギターアンペア主催のイベント以来。
今回の対バンはadvantage lucyとvasallo clab 75とこれ以上ないメンツ。
てか全く同じ組み合わせで一昨年の四月ネストで演ったよね?
ルーシーとバサロはどちらもあの時以来でしたが、かなり良かったです。
初っ端のルーシーは名曲シトラスやファンファーレに入ってるsoとか演ったし、
バサロはめっちゃダンサブルでもう楽しくて楽しくて仕方が無かったし!
そしてコンドル44。今日はたっぷり1時間。もう嬉しくておぢさん涙が出ちゃうよ…。
以下役に立たないセットリストというかコメント。
1.二月にも演った長い曲。10分オーバー。展開がスゴイんだよコレ
2.一転かなり短い&早い曲。ロック魂全快!な
3.裏Faint shine(佐々木氏談)。いやー日経が読みたくなります
4.これも二月に演ったジャジーな?感じの曲
5.ここからはリクエストということで、INTRO
6.大至急音源化してほしい名曲。大好きですこれ。チェロの入る長い曲
7.10sledge race。ハイラインが出したVAに入ってますね。生で聴くの初めて
8.Hush&Vane。コンドルの代表曲ですね。いつ聴いても最高!
んでアンコール、visionary townでした。もう死ぬほど満足です。死んでもいいです。
いやいやいや、前言撤回。コンドルがCD出すまでは死のうにも死ねません。
とにかく次の音源超期待大!ってことで。本当に幸せな一夜でした。

Only Feedback 16th leg @ 下北沢club Que(5/14)

2006-05-22 03:19:00 | 音楽
cruyff in the betroom主催のイベントonly feedback、先週久々に行ってきました。
何せ前回行ったのがW杯で湧いた2002年の10月26日、同じくQueでの11th leg。
あれから4年、いつの間にかあと二十日でまたW杯開幕ですからねー。いやはや。
クライフ自体は02年の夏から始まって通算5、6回見てますが、
今回は対バンがmash(11thlegの時も出てたなw)だったのと、
ドラムの人が脱退するということもあってyakobian氏と参戦。
独りライブは慣れっこですけどやっぱ相方がいるってのは心強いね!

で、当日。友達のネット設定やらクラス会の予約やらで約束の時間に遅れまくり。
それでも五反田で浅草線→山手線を2分で乗り換えたり(良い子はマネしちゃいけません)して
なんとか18時20分に下北着いて、サンクスで買ったおにぎりで腹ごしらえして入場。
Queに来るのも1年振りですからねー。なんだかんだでnestの次に来てるけど。

初っ端はmash。なんか3rdアルバムがそのうち出るそうで、この日は新曲のみ。
ていうか今年はmashの他にもコンドルさんやレイモンドチームも新作出すみたいで、
あの界隈のバンドめちゃくちゃ大豊作な予感ですね。ルミナスも出そうだし。
相変わらずボーカル・ギターの鈴木氏の動きがかっこいいなぁと思いつつ
(1stのジャケ参照。ちなみにあのデザインはルミナスの竹内さんだそうで)
これぞmashって感じな轟音男女ツインボーカルに酔いしれまくり。
ただ1stや2ndの曲もやって欲しかったなぁとか思ったりもしましたが。
ハーモニープランに収録されてる超名曲、buryとかもう演らんのかな・・・。
あれ生で聞ければ死んでもいいですよ。いや、死にませんが。
高校時代超大音量でbury聞きながらチャリ漕いでて死にかけた事ならあるけど…w

お次はAUTO PILOT。なんかジャケットが横尾忠則でうわすげーとか思いながら
ジャニスで借りて、さらっとは聞いていたもののライブ見るのは初めて。
約40分にたぶん4曲しかやってないってことからも判るとおり?サイケだった!
てかこの日徹夜明けに近い状態だったんで、思いっきり夢の国に導かれました。
いやいや、それが気持ちーんですよ。まじで。
浮遊感ですよ浮遊感。音の中を、轟音の中を泳ぎながら眠る感じ。いいじゃない。

そして3バンド目、LOVE LOVE STRAW。なんか再結成中らしく、
ボーカルの人以外はALL TOMORROWS PARTYてバンドやってるらしい。
サウンドはかなりギタポな、楽しい感じで。ちょい懐かしさのあるような。
ボーカルの人の東北?なまりがちょっとかわいらしかった。

で、ラストはcruyff in the bedroom。これがすごく良かった。
もうノリノリ(死語)でした。いやほんとにねー、なかなか無いよこんなライブ。
carillon blueから始まってapple sauceやlvlf、she goes to the world's endもやったし、
あとplastique bagもやったな。もちろんhoneymoon hotelも。
とにかく良かったです。行って満足見て満足。
聞いててカラダが自然にぐいぐい動くし、もう脳内麻薬物質分泌ドバドバ。
キョンキョン風に言えばジョビジョバー。なんてったってクライフですよ。
ドラムの宮川さんがこの日でラストだったわけですが、感傷的になるでもなく、
もう全てを出し切ったって感じで、兎にも角にも最高ってことで。
どこまでもサッカー大好きなcruyff in the bedroomですからね、
W杯イヤーの今年、これでおしまいなんて事は無いと思うんで期待。
余韻の耳鳴りが消えてもあの日のライブは僕の頭から消えないです。きっと。

spangle call lilli line - FOR INSTALLATION

2006-04-07 02:23:32 | 音楽
最近は専らこれと68scll、それから七尾旅人ばっか聞いてるかんじ。
あと名盤フルーツ☆リーですね。オンボ、クライフも若干。


 Spangle Call Lilli Line - FOR INSTALLATION

   3ピース音響バンド、スパングルコールリリラインの現時点最新作。
  実はこれジャニスで借りてなくて、先日勢い余って買っちゃいました。
  さらに調子ぶっこいて同時に68scllも買ったんだよね・・・。
  いや、買って損はないんだけど、2枚で五千円強の出費は痛かった。
  しかもカードですからね。来月、再来月がとっても怖いですよ。
  さて4枚目?のフルアルバムTRACEが出た直後にリリースされたこれ、
  7曲入り、うち1曲カヴァーで1曲リミックス、合計33分。
  TRACEが今までのスパングルとは一味も二味も三味も四味も違った
  かなりポップな、誤解を恐れずに言えば聞き易い感じだったのに対し
  こっちは今までのスパングルっぽさも戻しつつも強度アップした感じ。
  がっしりしているといえばいいのかな?、orのdismとかもアレですが、
  ベクトルが違うというかそういう感じです。
  どんな感じだよって話ですがまあそんな感じなんです。ええ。
  毎回ステキすぎて意味不明(わずかに)なコピーによると

  「キープ フィーリング インスタレーション」
  キ・ラ・メ・キ・トリオ ひたむきなベース(わずかに)。

  だそうです。わずかに。  
  あ、今回はじめて歌詞知ったんすけど、いやーすごいですね。
  「例に入る 性懲りもレーズン安否隠せる(sss*urp...?)」って。
  何度か書いてますが、僕はあまり直接的な歌詞が好きじゃないつーか、
  折角サウンドはステキなのに直球ストレートな歌詞のせいであああ…
  的悲劇が嫌なんで聞いててわけわかんないぐらいが丁度いいんですが、
  それにしたって、ねぇ?何をお考えなのかわからんです。
  多分一単語一単語ブツ切りなのが多いからなんでしょうけどね。
  (その点1曲目limi side scheduleは結構普通。このバンドにしては。)
  with in zz/oo!!とか聞いた感じだと椎名林檎の「輪廻ハイライト」的な、
  意図的空耳かと思ったりもするんですが、どうなんでしょう?
  しかしwith in zz/oo!!はかなりかっこいいです。痺れます。
  意識して「かっこいい」じゃなく、自然にかっこいいなと思える曲。
  FOR INSTALLATIONはもうほんと、とにかく最近聞き込んでますね。
  2曲目から4曲目と6曲目は特に。
  気分沈みがちな時、ぐいっと上げたい(無理やりでなく)際はこっち
  そっとしといておくれ的場合は七尾旅人のヘブンリィ~というのが定番。
  テレフォォォォーーーーーーーーン。

もったいないおばけが出そうです

2006-04-02 02:31:42 | 音楽
折角一ヶ月以上前にチケット(前売りで3500円もするんだよ!)
買ってたのに、昨日のトリステザのライブ@o-west行きませんでした。
ああなんて勿体無いことしちゃったんだろう。タダでさえお金ないのに。
行こうと思ってたライブに行かなかったっつーのは今まで何度かあったけど、
チケット買ってたにもかかわらず行かないのは初めてです。あーあ。

あ、殆ど面識無いのにも関わらずチケット売りつけようとしちゃって
ほんとごめんなさい、Tさん。多分見てないだろうけどこの場を借りて感謝。

mice parade / illi vill / toe@o-nest

2006-03-07 04:28:30 | 音楽
行ってきました。疲れたー

なんか昼間っから疲れてて、外出する気分じゃなかったりしてたんですが
折角ネストまで行って買ったチケット(4000円!)を無駄にするわけにはいかず、
自由が丘のビレバン行ったり都立大まで歩いて松屋で豚生姜焼食ったりしつつ渋谷へ。
もちろん浜銀でお金も下ろして。9円じゃドリンク代も払えないし。

で、ネストには7時前に到着。ここでライブ見るのは1ヶ月ぶり。
今月でオープンから10周年を迎えるそうで(そうは見えないけど)、
この一ヶ月間はミュージックフェスティバルと題して豪華なラインナップ。
「今月は、1度と言わず何度もNestに足をお運びください!」て書いてあった通り
今日のマイスパレードに28日のコンドル、そしてwestだけど31日のトリステザと
少なくとも3回は足を運ぶことになりそう。19日のサンガツも行きたいし。

ここはエレベーターで上がってった6階が入口&カフェ?&物販とかで、
ワンフロア降りた5階がメインのライブスペースになってるんだけど
今日は入ってすぐのところでopening actのtoe演るらしく、6階めちゃ混み。
30分くらい手持ち無沙汰で待ちつつ、19:30ちょい前からtoeスタート。
toe見るのは初めてじゃなくて2回目だけど、前回からは実に丸2年。
前見たときはバンドアパートのイベント、それも渋谷AXだったんで
ステージ遠くてメンバーの動きどころか顔さえ見えず、
あーこれが生toeなのかーぐらいな感じだったけど、今回は逆に近すぎ。
なにせ普段はバーみたいなところなんで客もバンドも同じ高さだし、
ただでさえ狭いもんだから必然的にバンドとの距離も近い近い。手が届くほど。
演奏場所に入るのも「すみませーん」とか言いながら客を掻き分けてだしw
孤独の発明から始まってI Dance Aloneにpast and language、velvet blancとか
everything means nothingとかやってPathまで(確か)で約40分。
動く動く叫ぶ叫ぶですごいすごい。いやーほんとすごかった。
ギターの美濃さんと山崎さんがとにかく叫ぶの。ものすごい表情で。流石ハードコア。
なんというか、歌わないけど歌ってるなって改めて思ったね。

んでtoeが終わって5階に降りてったら、マイスパレードの前に
mumの中の人のソロプロジェクト、ILLI VILLが急遽演奏するってアナウンスが。
おーラッキーと思いつつも、全く聞いたことなかったんで期待半分不安半分。
中の人は細くていかにも北欧って感じで、サウンドはmumの延長線上てかまんま。
カシスオレンジ飲んじゃったこともあって半分寝ながら聞いてたw
いや、そのぐらい夢見ごごちな気持いい音楽ってことですよ。
これが終わった時点でもう9時前、チケットソールドアウトなだけあって
ネストはほぼ満員で座ることも出来ず、いい加減に疲れてきてげんなり。
結局マイスパレード始まったのは9時20分頃。いつまで焦らすのかっつー話ですよ。

とかなんとか軽くイライラしてたんですけど、そんなの一発で吹き飛びました。
すっげー!やばいよやばいよー!
1時間ちょっとの演奏だったけど満足満足大満足です。
なによりクリスティンに惚れました。もうね、お人形さんみたいなの。
このかわいさなら書ける、クリスティン萌えー!
あの声どうやったら出るんでしょうか、いやそんなことどうでもいいです。とにかく萌えー
あと1曲目、Ground As Cold As Commonで原田郁子タソが歌ってました。
クラムボンは見たこと無いのに郁子タソはエゾでのフィッシュマンズに続き2度目という。
うーんもう幸せすぎてぐうの音も出ません。あっぱれアダム大先生。
結局4時間近く立ちっぱなしで疲れたけど、その甲斐はあったな、と。
ああっそしてクリスティン。何はともあれクリスティン。萌えーーーー!

煙突の上から水平線を縦に見たい

2006-03-03 13:31:37 | 音楽
ほんとは恵比寿の東京都写真美術館でやってるメディア芸術祭に行って、
「雲のむこう、約束の場所」って映画見ようと思ってたんで(タダだし)、
one day眠いのなんて気になんてしてらんないくらいの心積もりで起きたんだけど
玄関のドア閉めてチャリ乗った途端行く気が失せちゃって、家でひきこもってます。
ぬーんこれはいかんよ。
まあメディア芸術祭自体は昨日行ってるし、映画はまた別の機会にします。


最近ナツメンのAtami Free Zoneが頭の中ヘビロテです。
ライブに行くまでは実はあんまり聞いてなかったんですけど、それからはかなり。
熱海!九品仏!新丸子!?

サンガツのライブに行きたいです。郊外で、はまじいい曲。
朝、自転車漕ぎながら聞くともうビンビン。

明後日三軒茶屋で七尾旅人の弾き語りライブがあるんですよ。
オール・シッティング床座りLIVEが。要クッションだって。これは行きたい。
でも正直生七尾旅人とか不安でいっぱいめいっぱいで、躊躇してもいたり。
なんとなく体調というかメンタルがすぐれない&チケット買い忘れたんで
明日のシェルターは行かないつもり。てかお金がね。。。
月曜日はマイスパレードだし、音楽漬けですよ。


パーティーをやるんだよ!

夏を古くしてしまった僕とBOAT・2001

2006-03-01 05:44:59 | 音楽
僕がBOaTというバンドを知ったのは今から5年前、2001年の夏でした。
立川のグランデュオに入ってる山野楽器で買った北青山的13曲1000円。
そこからすべてがはじまったんです。


・・・とまあこっ恥ずかしい文章(いつもか)で始めてみたわけですが、
先月のことですが新作も出たし、ライブも行ったしで夏麺についてっつーか、
BOaTとPILLS TO KILL MA AUGUSTという曲(超が一万個ぐらいつく名曲)について。


高校1年生だったあの夏、僕は府中の祖母の家に行った。
祖母の家に行くこと自体は別にいつものことなんだけど、
このとき一つ違ってたのは、普段通学に使ってる自転車で
距離にして約140キロ、時間にして12時間、
ひたすら6号を、靖国通りを、20号を走り続けて府中まで行ったこと。
別段理由があったわけじゃなく、ただ走ってみたくてやっただけなんだけど
自転車での最長走行距離が日立から水戸の30キロだった自分にとっては大冒険。
はじめて利根川を車や電車以外で渡ったこと、浅草の松屋で牛丼食べたこと、
6号の終点日本橋で写真撮ったこと等など未だに記憶残ってる。
あと至るところでポルノグラフティのアゲハ蝶がかかってたこともw

多分それまでの16年間で一番暑かった夏、府中に滞在してる4日の間に
新宿に行ったり、国分寺に行ったりといろんな所で買い物。
新宿のタワレコで以前から気になってた小島麻由美のベストを買い、
その直後に新宿駅の公衆電話にそれを置き忘れたりも。
(なのでベスト盤は2回買ってる)
そして立川の駅ビル、グランデュオに入ってる山野楽器。
この前遊びにいったつくばのN氏と待ち合わせしてたんだと思うけど
その合間に買ったのがジャケットに夏目漱石な北青山的13曲1000円。
千円と安かったのとクラムボン目当てで買った気がする。
そんな大した事ない理由で偶然手に入れた一枚のCDが、今にして思うと
クラムボンのサラウンドの歌詞ぴったりな出会いだったわけだ。

   何か違うんだ口を鳴らす 買いたて自慢のヘッドフォンから
   沸き出る音が染み込む音に 背中押され街へ出かけよう
   笑ってごらんよ 歩いてごらんよ 右から左から誘われるサラウンド
                        (クラムボン・サラウンドより)

祖母の家にはCDが聞けるようなハイテクなブツはなく、
当時はまだCDウォークマン持ってなかったので(MP3プレーヤーはあった)
肝心のCDを聞いたのは自転車で日立に帰ってから。
北青山的13曲1000円はワーナーの新人つか、期待のバンドの販促って感じで、
13バンドの曲がそれぞれ1曲ずつ入ってるんだけど
最初はちょっと好きだったクラムボンとキリンジあたりばっか聞いてた。
あとアナム&マキも聞いてた気がするw
で、2曲目のクラムボンからがーっと流して聞いてると、
青春パンク!な曲のあとそれまでとちょっと違った雰囲気のバンドが3つ。
椎名林檎好きだった自分的に結構いけるオルタナな感じのCANNABIS、
曲がガーン歌詞でジーンウルフでボーンていう謎なコメント通りw
なんでもありなハチャメチャサウンドが楽しいヘルマン、
そしてBOATのALL。
僕の少ない音楽関係の語彙じゃ表現できなかった(今もできない)けど、
とにかくこの曲は、このバンドはやばいと思った。
最高だと思った。
鳥肌が立った。
すごく不思議な感じでたまらなかった。
ああこんないい曲聞けてよかったと思った。
「突き抜けたメロセンスと独創的なリズムが絡み合う、変幻自在なサイケミュージック(寸止め)!」
これが北青山的~に載ってたBOATの紹介文。
東洋的なストリングスと乾いた感じのドラムと泣きそうなギターとベース、
そして淡々と心地よく、だけど心に残るボーカル。
北青山的には歌詞載ってないんで何言ってるかわかんないけど、
とりあえず聞き取れたのは「あの夏に託された言葉 さよなら」というフレーズ。
これは別れの曲なんだろうか?

長い長い夏休みが終わって2学期が始まった頃、
当時はまだ丸井の9階にあって今より広かったヴァージンで「RORO」を買った。
北青山的に入ってたALLで始まってAKIRAMUJINA、ROOTS OF SUMMER、RUMMY NIGHT、
TUESDAY、そしてラストCIRCLE SOUNDまでの約45分。
ぶっ飛んだ。
何度も出てくるアキラムジナという言葉と、夏のイメージ。
言葉では言い表せない変な気持ち。
嬉しさも悲しさも切なさもやるせなさも、人間の感情を全部つめたような音。
それからというもの、僕の容量が少ないMP3プレーヤーには
少なくとも1曲以上、多いときはRORO全曲が入るようになって、
多賀で、常磐線の中で、泉町で、学校で、と至る所でROROを聞きまくった。


     I WANT TO WORRY ABOUT SUNBURN

     I NEVER WEAR OUT SUMMER DAYS


                      BOAT - TUESDAY



あひゃー。多分続きます。

LIVE!LIVE!LIVE!

2006-02-18 02:35:33 | 音楽
来週から3月末にかけてえらいことに。
特に来月頭、財布も体ももたなそうです・・・。

2/24 NATSUMEN@リキッドルーム
3/04 NAHT/toe/WORD@シェルター
3/05 七尾旅人弾き語りライブ?@三茶
3/06 miceparade/toe@nest
3/28 CONDOR44/toddle/corner@nest
3/31 tristeza@west

他にもいろいろあるんだけど、行くしかないぞ的なものを列挙。
とりあえず夏麺のチケットは本日確保致しますた。