華短歌

永遠に届かぬ愛する人へ

梅明かり

2006-02-22 06:08:53 | 花短歌

梅明かり

雨ににじんだ

残像を

追いかけてみる

まだ好きだから

*梅明かり・・・・梅の花が咲いているあたりに漂うほのかな明るさのこと。日本語って美しいですね。

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アネモネ(1)

2006-02-20 12:57:47 | 花短歌

空虚より

傷心選ぶ

決意して

アネモネの花

髪に飾ろう

*アドニスの血から咲いた花。アフロディーテを虜にした美少年アドニスは、嫉妬にかられたアフロディーテの恋人に殺されてしまいます、嘆き悲しんだアフロディーテはその血に神酒を注いで花(アネモネ)に変えました。この悲しみを忘れぬように・・・・

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スナップドラゴン(金魚草)

2006-02-16 12:52:06 | 花短歌

恋の罠

ゆらゆら揺れる

赤いひれ

飲み込まれてく

あなたの中に

*金魚草・・・・英名スナップドラゴン、蜜を吸う蜂の様子が、ドラゴン(竜)に飲み込まれるように見えることから。花言葉は「推測・予言」

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花金鳳花(はなきんぽうげ)

2006-02-15 15:32:44 | 花短歌

君想い

アジアの風を

つかまえる

春を見つめる

花金鳳花

*花金鳳花・・・・ラナンキュラス、ルイ9世が十字軍に加わってアジアに遠征したときに、花好きの母親のために持ち帰った花。絹のドレスを思わせる華麗な花は春の使者のようです。

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