華短歌

永遠に届かぬ愛する人へ

アイリス

2009-05-18 12:12:32 | 花短歌

アイリスの

水辺に映る

虹の神

命をかけた

恋も七色

毎日のように近くの公園にアイリスの花を見に行っています。この時期とても綺麗でまるで一幅の絵を見るようです。

アイリスは虹の女神イリスからその名前がついています。

ゼウスに愛されたイリスは道ならぬ恋はいけないと、自分を単なる虹に変えてくれるようにヘラに頼みます。ヘラは願いを受け入れました。そのときイリスに振りかけた神酒が地面に落ち、そこから生まれた花がアイリスです。

愛の神エロスの母であり、余談ですが!?サイトによっては私の誕生日の花です☆

「命をかけた恋」なんてちょっと大げさ?

でも命と同じくらい大切に好きになりますから、私にとっては命と同じ!

「もし虹が10分以上出ていたら、もう誰も見ないだろう」なんて辛らつなことをゲーテが言っていたような・・・・・

ホントに会えない時間が恋を七色に変える!!!

花言葉は恋のメッセージ・あなたを大切にします


血汐 ~ちしお~

2009-05-03 09:16:07 | 花短歌

この時代

熱き血汐に

ふれも見で

バカバカしくて

涙がでちゃう

*やわ肌の あつき血汐に ふれも見で さびしからずや 道を説く君

5月は与謝野晶子の命日があります。晶子と並べるのはおこがましいですが私の誕生日も5月、約束の前日に急死されて会うことの叶わなかったやすさん(追悼ブログを見てくださいね、彼がいなければ「飛鳥瑠璃」は存在しなかった)も5月生まれでした。

今日は歌と言うより独り言かな~

たまたま3回つづけて「超イケメンモテモテ君が、私だけには手を出さなかった」という話を聞いたので。

「好きだ」っていいながら「我慢した?」んです。

簡単な?今の時代だからこそ逆にすごい!と思いました。

聡明で美しい彼女達は「大切な存在」だったんですね。

失うのが怖かったのかもしれません・・・・・

まだまだ「純愛」健在です。

(でも彼女達は「女」としては寂しかったというのが本音)

でも何年か前に雑誌の対談で作家の藤田宜永さんがおっしゃってた

「純愛の基本。それはハイリスク・ハイリターン」という言葉

これこそが私のこころのスローガンです☆

そういう意味ではリスクを負っても、というめぐり逢いもまた人生の花


スズラン

2009-05-01 15:41:36 | 花短歌

みっつよっつと

君のため息

花になる

しあわせになる

はずだったのにね

*今日5月1日はスズランの日。スズランを贈られると幸せになれる日。

日本語で「君影草」ドイツ語で「天国の階段」

そしてフランス語では「聖母の涙」

まるで小さな小さなため息のよう・・・・

「幸せが戻ってくる」・・・・そんな花言葉を信じてる