華短歌

永遠に届かぬ愛する人へ

帰り花

2011-01-21 15:57:39 | 花短歌

帰り花

あなたの胸で

夢合わせ

月満ちて知る

永遠の場所

真冬に春の花がまた咲き出すような・・・・

そんな季節はずれの花を「帰り花」といいます。

「狂い花」とか「狂い咲き」とかもいうけどね^^

一度は身請けされて堅気になった遊女が再び遊郭に戻ることも

「帰り花」!

夢合わせは、見た夢を考え合わせて吉凶を判断することで、夢占い☆

満月のパワーは恐るべし!

古代インドでは満月の夜は、

人妻と若者の外出禁止令が出されたそう。

許されぬ愛が芽生えることを権力者たちが本気で恐れたから。

昨日の満月、あなたの心の中の何を映し出したかしら☆


初花

2011-01-12 07:02:33 | 花短歌

あゆかぜに

初花咲いて

トキメイテ

離れがたくて

また目を閉じて

あゆかぜ・・・・東風。春を告げる風。日本海沿岸では「あゆかぜ」と読む。松前船が順風として利用したとか。

初花・・・・・・・・その季節季節で一番初めに咲く花。新しい季節の到来を告げる花。新年になって一番に咲く花をさす場合もあります。

夢なら覚めないで☆


想紅(おもいくれない)~椿~

2011-01-08 17:39:22 | 花短歌

雪の花

頬で涙に

変わっても

想い紅

散る間際まで

恋は儚い瞬間の積み重ね。

幸せな時間も次の瞬間には過去になり

踊る心も明日は涙で沈むかもしれない。

あふれるような情熱を感じさせる深紅の椿のように

最後の瞬間まで色あせず、愛しつづけたい

2人出逢えたことに感謝して・・・・・

*想紅・・・・1月の誕生色、椿の深い紅