華短歌

永遠に届かぬ愛する人へ

木下闇 ~このしたやみ~

2009-08-25 16:16:27 | 花短歌

夢の夢

好きになったら

だめですと

木下闇に

抱(いだ)かれていく

木下闇(このしたやみ)・・・・葉をいっぱい茂らせた大木の下は昼間でも薄暗い。葉の向こうには焼け付くような太陽が照らしていても、ひんやりと薄暗くそして妙に落ち着く・・・・

大きなものに抱かれているような安堵感・・・・

でもこれは夢なのかもしれない

夢の中で目が覚め、夢の中で泣く・・・・

そして目が覚めたらまた歩き出す・・・・