華短歌

永遠に届かぬ愛する人へ

2009-10-22 11:51:58 | 花短歌

たまゆらの

この恋にさえ

わが心

秋知草の

こぼれんばかり

~永遠に届かぬ愛する人へ~

歌をブログにつづり始めてこの歌で500首になりました。

飛鳥瑠璃を振り返るとさまざまな出会いが走馬灯のように思い出され胸が熱くなります。

歌集を出した時みなさんの一番の興味は“歌のモデル”でした☆

たまゆら(玉響)は現在はあまり使われませんが私の好きな言葉です。

この「はかない」「かすかな」という意味の「玉響」という言葉は瑠璃や翡翠、真珠などの美しい宝玉が触れ合ってかすかな音をたてる様子がもとになっています。

恋は“瞬間に”こぼれるほどの想いがあふれだすもの・・・・リアルじゃなくても“想い”は自由自在!(ちなみに萩の花言葉は“想う”☆)

そしてこれは“今”に集中して生きるという私の生き方そのものです。

“永遠の一瞬です”

秋知草(あきしりぐさ)は萩の花のこと。

こぼれるほどの萩の花を想像してもらうと美しい歌ですが、私の中では禊萩(みそぎはぎ)。旧盆の時に水に浸して供え物を清めた清め花。

花・歌・石をとおしてそんな存在になれていたでしょうか?

花言葉は「切ないほどの愛」

次は501首目・・・・新しいステージへ!

そんな感じです☆

いつもブログに訪れてくださるみなさま、ありがとうございます☆


夢結い~デンファレ~

2009-10-21 07:20:08 | 花短歌

「幸せに」

「幸せにね」と

恋しさを

もらさぬように

夢結いの秋

夢結いデンファレの花言葉は「お似合いの二人」

~忍ぶれど色にいでにけりわが恋は・・・・~

わかっているのに、気づかぬふりをしてるのは

それが一番いいと思っているから

お互いに

似たもの同士なのね、きっと

夢を結ぶような儚さ

切なすぎて

でもだから、永遠に美しい・・・・


咲く!

2009-10-07 09:23:14 | 花短歌

煩悩を

照らし出す君

それならば

そのままに咲く

明日はないから

明日のことを考える暇がないくらい今を精一杯生きるなら・・・・

咲き方(生き方)が違ってくる

もし花が明日の余力を残しながら咲いていたら

あんなに美しくないかもしれない

煩悩を照らし出す君と出会えたから

なんのいつわりもない自分自身でいよう

今思いっきり咲く!

明日枯れちゃうかもしれないし^^;