華短歌

永遠に届かぬ愛する人へ

春夏秋冬 ~女の季節~

2007-09-28 15:21:05 | 花短歌

軽やかに

女の季節

春夏秋冬

いよよ華やぐ

愛の契約

*教室で接する20代・30代・40代・50代の女性を見ていると女性には季節があるんだなって思います。結婚・出産・更年期?状況や体調の変化が男性よりはっきりしている分、季節の彩りもはっきりしている。どの季節がいいとはいえない。どの季節も美しい!

紙切れだけの“契約”が色あせていくなか?愛の契約はますます鮮やかに色づいていく・・・・そんな風に感じることが・・・・たま~にあります☆


薔薇

2007-09-21 08:18:30 | 花短歌

愛欲と

霊感の薔薇

輪郭が

罪悪感で

輝きはじめ

*何か悪いことをしてしまった時、見つかったらどうしようと胸がドキドキする・・・・美しい薔薇を手折る瞬間の気持ちと似ている・・・・

イケナイことが気持ちを覚醒させる、見慣れた景色を輝かせる・・・・


秋桜 ~コスモス~

2007-09-19 13:28:38 | 花短歌

暮泥(くれなず)む

君への愛も

甘美ねと

身体(からだ)揺らして

コスモス歌う

*泥(なずむ)とは、障害があって、進むことができないでいる状態。始まりそうで始まらない恋の焦燥感?終わりそうで終われないジレンマ?

どっちにしたって、時が過ぎれば“甘美な思い出ね”なんて人ごとのように無邪気なコスモスは・・・・誰かに似てる!?

花言葉は「乙女の心情」


撫子

2007-09-15 13:32:48 | 花短歌

古臭い

花かもしれぬ

撫子の

待つことだけで

力尽きてく

*秋の七草でもある撫子、「大和撫子」は日本女性の美称によく使われますよね。

ヨーロッパでは恋人の墓から生えると言われているそうです。

花言葉は・・・・「永遠の愛情・貞節」


花束

2007-09-14 09:28:40 | 花短歌

雨宿り

抱いているのは

花なのに

その横顔に

胸が高鳴る

*暑い夏が終わったと思ったら秋霖(しゅうりん)~秋の長雨~の季節です。花束をとても大事にかかえてる人を見ました。お花に顔を近づけてじっと見つめたり、そっと匂いをかいだり・・・・なんだか自分が抱かれてるようで胸がドキドキしてしまいました。

だって花を抱いていたのは素敵な男性だったから・・・・