華短歌

永遠に届かぬ愛する人へ

クロタネソウ (2)

2006-01-31 13:17:25 | 花短歌

花びらが

こぼれてしまった

あの花は

クロタネソウ

真実の愛

*風に揺れる儚げな姿は、青い色とともに少しずつ心の中に進入してきます。花言葉は本当の私を抱きしめて・・・・

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2006-01-30 04:57:57 | 花短歌

強がりは

強気に見えて

君を刺す

疼(うず)いているのは

私の心

*バラの棘が刺さった時のあの疼く感じは嫌いではありません。ブーケレッスン用の白いバラを花瓶に入れながら、昔のドラマ「金曜日の妻達へ」の主題歌がリフレインしちゃうなんて・・・・でも「吐息を白いバラに変えて・・・・」というあの歌とても好きでした。

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花妖(かよう)

2006-01-28 16:49:15 | 花短歌

倒錯の

私の罪を

むしりとる

死ぬほど好きと

花妖になる夜

*花の精が人間の女の姿になって、人間の男と情を交わすという物語、中国ではよくあるようです。「牡丹と耐冬」の中で牡丹の精が毎晩詩人のもとを訪れてベットを共にするという話はエロティック・・・・夜の闇に紛れたらそんなこともありえそうな気がします。

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2006-01-23 09:12:44 | 花短歌

零(こぼ)れでる

愛の言葉を

花に変え

永遠(とわ)に届かぬ

愛する人へ

*想いは花となり永遠に咲き続ける・・・・大切な人を失ったとき、宙に浮いた言葉達は美しいブーケとなり愛する人のもとへ天使が届けてくれる

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