華短歌

永遠に届かぬ愛する人へ

玉響 ~たまゆら~

2011-10-22 14:24:08 | 花短歌

ただひとり

漂うだけの

宇宙でも

瑠璃や翡翠や

宝玉の陰

「はかない」「かすかな」といった意味の「玉響」は、

もともと瑠璃や翡翠、真珠などの美しい宝玉が触れ合って

かすかな音をたてる様子がもとになった言葉です。

命を燃やすと光になるそうです。

「ひ(光)」が「と(止)」まるから「ひと(人)」と言うそうです。

宇宙からみればほんの玉響の一瞬。

でも間違いなく光である一生。

宝玉たちが触れ合うような、そんな一瞬を重ねながら

できるなら

あなたと2人で漂いたい☆