旅が好き・そして日々の時間で気の付く事を。

旅では人々の生きた来た跡を訪ねてみたい。
時間が出来たので、今までにしなかった事に手を出してみようと思う。

「ハニー句会」 2022年六月例会

2022-06-04 13:57:29 | お仲間たちと
ハニー句会は投句はメールで募集して、主催者がPCを使いシャッフルし
当日は、投句集を持参して句会が始まります。

忙しい世の中です。

上甲彰
スマホのカメラざんざら真菰音も録る
女郎蜘蛛触る勇気があるかしら
買ってくかマンゴー一キロ二万ドン

玉乃井永
梅雨晴れ間和傘咲く咲く天日干し
フェンス越し四葩(よひら)顔出す此処彼処
咲き垂れてモデル気取りの花菖蒲

二神重則
白雲の見下ろす峰や夏立ちぬ
見上ぐれど雲雀声する青い屋根
待ちかねた蝶は草の辺乱反射

長井知則
家を捨て我が家に来たか蛞蝓(ナメクジ)は
零れ陽に淡く色づく額の花
散り急ぐオリーブの花や次々と

八木健
岩に腰おろして喫むや岩煙草
ハンカチは六月の季語坂の道
水番か水盗人の句の作者

吉川正紀子
我が腕に仲間はずれの蛍這う
春落ち葉吹きこなしてるミュージシャン
田に水を入れて映せば月やさし

新井文子
街路樹にポツリポツリと走り梅雨
梅雨曇りソファーに尻の後深く
母の日や厚焼き玉子の塩加減

向田 将央
落ち響くピンポンだまの梅雨はじめ
一張羅へっぴり腰の田植の子
しゃがぬようひらりと交わす青梅を


最新の画像もっと見る

コメントを投稿