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ニューオリンズ・トライアル

2005-07-21 01:01:21 | 映画 ナ行
DVDでジョン・キューザック、ジーン・ハックマン、ダスティン・ホフマン、レイチェル・ワイズ出演の「ニューオリンズ・トライアル」を観ました。

ある日、証券会社で銃乱射事件が起き、その2年後、夫をこの事件で亡くしたウッド婦人が銃を製造した会社に対して、製造責任と販売責任を求める裁判を起こします。
婦人の弁護士であるローワ(ダスティン・ホフマン)は内部告発をする予定となっていた証人が銃会社側の陪審コンサルタント、フィッチによって行方不明になっていることに気が付き、激怒します。

そんな中、陪審員の1人となって裁判に参加しているニック(ジョン・キューザック)は他の陪審員から信頼を集め、票をとりまとめ彼の恋人マリー(レイチェル・ワイズ)と組んでローワ、フィッチの両者に「陪審員の票を売ります」と書いたポストカードを送るのですが、、、。

この話がどこまでリアルに描かれているのかわかりませんが、フィッチの率いるチームは弁護士のカバンの中に隠しカメラを付けて、人のしぐさやしゃべり方などからその人物の性格を分析し、自分の陣営に有利な評決を下しそうな者を陪審員として選んでいきます。

「弁護士のカバンの中は調べられないのかなー?」と疑問を抱きつつ観ていましたが、とにかく陪審員の票を獲得するため、陪審員全員に24時間の監視を付け弱みを握ろうと血眼になってます。
勝てばいいというやり方がジーン・ハックマンの演じる悪者らしくて、フィッチはいい味をだしてます。

話の作り方も判決がどちらに転ぶのか?
ローワとフィッチのどちらにニックとマリーは票を売るのか?
この核心部分を最後まで観ている者に飽きさせず持っていく手法は「上手いなー!」と感じました。

私の評価は80点です。
出演している役者全員がもちろんの事ながら上手いです。
ダスティン・ホフマンとジーン・ハックマンが共演しているだけでも観る価値があるのではないでしょうか!

今後、日本も陪審員制度を導入するみたいですけど、やっぱり色々な弊害が出てくるでしょうね。
そうならない様にもっと陪審員制度について議論した方が良いと思うのは私だけでしょうか?

では、また何か観たら書き込みします。

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