酔いどれ反省会

反省出来ない人の反省文

心臓マッサージ

2020年12月14日 20時09分44秒 | 日記
今朝、ラジオを聴いていたら、最近一段と寒くなってきたという事で、

「心停止による救急搬送」というテーマでお話をされていた。

今、日本では毎年7万人ほどの人が心停止で救急搬送されているらしい。

単純計算で1日200人だ。これはすごい人数。

そしてたいていの人が、救急車が来るまで、心停止した人に対して何も処置を施さないという事らしい。

もちろん気持ちはわかる。心臓マッサージなどしたいけども、

やり方を間違えたり、強さの加減がわからなかったりして、

より悪い状態にしてしまうのでは...という不安から、おいそれと手は出しづらい。

しかし、このラジオで聞いた話だと(あくまでも一意見)、

上手い下手じゃなく、「とにかく早く処置をすること」が大事らしい。

「何もしないなら死ぬ。だったら下手でもいいから何かしらやってみろ」という事らしい。

ここで言っていたフレーズ「わからなかったら先に進む」というのは良いと思った。

やってみて、相手が「違う!」という反応だったらやめればいい、とのこと。

とは言えさぁ、、なかなか行きづらいよなぁ。

身近な人間が心停止で倒れて、ととと、、とりあえず心臓マッサージ!!

つって、加減もわからずガンガン押しまくって肋骨ボリボリに折りまくったら、

それはそれで大問題だろう。という事で、ラジオでは「こんな感じで」と教えてくれる。

「胸骨(みぞおちの上あたり)を、両手を重ねて強く押す」
「強さは、体重計で30kgくらいの強さ」

などなど、具体的に教えてくれるのでありがたい。

しかしそのテンポについて。

押し方、強さ、だけじゃなく、どんなテンポで押すかも重要なポイントだろう。

それが、

「アンパンマンマーチとか、中島みゆきの『地上の星』のテンポで!」

らしいのだ。

いや、、、歌える??目の前で人が倒れてるっていう時に、

頭の中で「アンパンマンマーチ」歌える??

心臓マッサージしながら、「そ・お・だ♪恐れないで、み~んなのた・め・に♪」じゃないのよ!!

いける??それいける???いや僕自信ないわぁ。。

焦って逆にX-JAPANの「紅」とか流しそうだもの脳内で。

絶対にダメだよね。速すぎるわテンポ。

「アンパンマンマーチ」歌えるくらい軽やかで冷静かもしくは、ずっしり構えて中島みゆきを歌えるくらい落ち着いた感じじゃないとダメっすよね、心臓マッサージする時は。

いやはや、朝から勉強させていただきました。

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2020/12/12~孤食のグルメ~

2020年12月12日 20時42分33秒 | 日記
だいぶ前になるけど、7月後半の話。

職場で、「そろそろ夏休みだ~」というある日。授業で「夏休みの目標」を決める事になった。

メインの先生がいて、僕はサブで入っていた。

子供達から出た目標としては「夜更かししない」「YouTubeを見すぎない」「ゲームをやりすぎない」などなど。

それを聞いた先生が、「なんかみんな、『~しない』っていう目標ばっかりだね。もっと『~したい』っていうことはない?」

とおっしゃった。それを聞いて僕はハッとした。

子供達から出てくる「~しない」という目標を聞いていて、さほど疑問も抱かなかった自分が怖くなった。

思えば、「~してはいけない」「~しなければいけない」という事ばかりが周りに溢れていて、常に見えないものに急かされ、煽られている。

「『~したい』っていうことはない?」そう言った先生の言葉が僕の中にずっと残っている。子供達の中にも残っていたらいいなと思う。

「~してはいけない」「~しなければいけない」ばかりに振り回されて、「~したい」を考えられない。

今の社会はそういう人間が育つようになっている。

気がついたら「~したい」などは考えられず「~してはいけない」「~しなければいけない」が自分の思考の最優先事項になっている。

「~したい」ことを増やしていこう。何でも良い。ちょっとしたことでも良い。それが自分で考える第一歩だと思う。

そんな事を考えていたら、知らずKATO'Sキッチンへと足が向いていた。

閑静な住宅街の中にある、古びたアパートの一室にあるKATO'Sキッチン。

外階段を上がってドアを開ける。

「いらっしゃい」

いつも通りの大将がそこにいる。明日世界が終わるとしても、大将は変わらずに「いらっしゃい」と言うのだろう。それが嬉しい。変わらない「いらっしゃい」がすごく嬉しい。

靴を脱いでキッチンを抜け、和室へと進む。

すかさず出てきたのは、お通しのキムチ奴。



これはもう...これだけで一杯飲めてしまうじゃないか。。

注文した発泡酒も、一気に半分以上呑んでしまう。

これだけで呑むのもアレなので、もう一品注文。

ポテトサラダ。



これはもう間違いないですね。ザ・シンプルポテサラ。

いいんです。凝らなくていいんです。シンプルが嬉しい。

発泡酒を飲み干して、お代わりのレモンサワーを注文。

続いて、ちくわきゅうり。



これもまたシンプルな一品。

中学、高校の頃、よく弁当に入ってたなぁ。

当時は全然嬉しくなかったけど、今、自分で弁当を作るようになって、大変さとか、シンプルなおかずの美味しさとか、いろいろ気づくよなぁ。。

最後はやっぱりお刺身で。安定のいなだの刺身。



気づいたらレモンサワーもお代わりをしていた。

美味しい。美味しい。

ごちそうさまでした。何を話すでもなく、美味しい肴とお酒を頂く。

これが僕と大将の会話なんだな。

言葉を使って、難しいあれこれを議論するのも大切だとは思うけど、

こういう会話もあって良い。心地よい。ありがとうございます。今日も、ありがとうございました。

「ごちそうさまでした」
「ありがとうございました」

言葉を交わすのは、これくらいで良い。これくらいが良い、、、という事もある。

また来よう。また来たい。大将に会いに。
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