酔いどれ反省会

反省出来ない人の反省文

integrated

2015年02月28日 23時08分39秒 | 日記
Integrated Dance Company 響-Kyo
「知るということ」

車椅子の方だったりそうでない方だったりがいるダンスカンパニーの第一回公演。

作品の善し悪しというものは、好みもあるだろうからよくわからないけど、まずは、観て良かった。

「障害」と言うものを、「知識」としてだけじゃなく「体験」として観客に伝える演出も良かったし(「障害者」と「健常者」という言葉を使うたびに、モヤっとした感じがしますが、わかりやすさから今は使います)、障害者と健常者が同じ振りを踊るところもよかった。

「障害者」と言うと、健常者とはどうしても体が違うため、その人単体(ソロ)で踊ると、それだけである意味「説得力」というか、「見世物としての力」というものはあるけど、

そういう安易なところに落とし込まず、あえて健常者と同じ振りを踊ったりすることで、見えてくるものとか感じるものがあって、なるほどーと思ったり。

それが人数が変わることで見え方、感じ方もまた変わって、「面白かった」というよりも、ほんと「勉強になった」という感じ。

「障害者」も「健常者」もない、みんな同じ人間なんだなんてのは綺麗事だし当たり前なことで、

「障害者」と言われる人と「健常者」と言われる人との、出来ること出来ないことの差はある程度明確ではある。

そういう人たちが同じ舞台、「ワークショップ公演」ではなく、プロとしての意識をもって舞台に立つことで、

今までいろんな舞台を見ていてうやむやだったことが、少しだけハッキリした気がした。あくまでも少しだけね。

でもでも、こういう形のカンパニーは日本では初めてだろうから、みんなが「よくわからないもの」に対して、とにかくひたすらに立ち向かってる感じは、ものすごくステキだった。

障害者も健常者も、それまでの舞台経験などとっぱらわれて、素っ裸で舞台に立ってる感じ。

「元気」というか、「勇気」をもらえるような舞台だった。本当にステキでした。

沸き立つ心が抑えられず、帰りにお寿司を買っちゃった。もちろん半額だぜ!

という本日のKATO'Sキッチン
・半額寿司
・キャベツ人参ちくわと炒り卵の炒め物(昨日の残り)

本日ゼロキッチンだぜ!

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