殿(しんがり)追走ハラヤマジツコ

フリーアナウンサー・原山実子のブログです。


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言いたいことは

2007-03-16 23:52:22 | 日常~
地方競馬の売り上げで作った公園、学校、施設。
そういうものが、たくさんあります。

景気のいいときは何もしなくてもお金が入るので、胡坐をかいて、お金をどんどん使ってしまいました。
景気が悪くなっても「経営努力」のやり方が解らないし、自分がいるときは何もしないで、次に来る人に任せればいいや、と、
放っておいてしまった事もたくさんありました。
景気が悪くなりました。赤字が出ました。
そして

廃止にする。

こんな事はもう繰り返さないで欲しいのです。

普通の会社だったら、経営建て直しの多少の努力もするでしょう。
経営者が引責辞任などとなるでしょう。
でも、競馬の主催者は、誰一人として「責任」を取りません。
主催者は、廃止になった翌日、無職になるのでしょうか。
競馬に携わる人々は、職にあぶれる、生活に困ります。
まだ走れるのに、処分される馬もいます。

ある競馬場が廃止になった日。
競馬が終わった後、体も洗ってもらえずに、そのまま壁も無いような馬運車に、馬がぎゅうぎゅうに積み込まれて、飲まず食わずで九州まで運ばれて、そこでお肉になるのだそうです。
あるジョッキーが、私に言いました。
「見ない方がいいですよ、可哀想だから」
そのジョッキーも、翌日から騎乗できる競馬場はありませんでした。

私は競馬が無くなってから、一度も高崎、宇都宮に行っていません。
用事が無いからです。
町に魅力が無いからです。


何度でも言います。

私はもう、競馬場が廃止になるのを見たくありません。










http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070315-00000315-yom-soci

ばんえい競馬のような、最後の一発逆転を祈っています。
皆さん、頑張ってください!

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