おかずブログ

ここでは主に撮影画像を発表します。
近場で撮影した植物などがメインとなります。

五月の花(2)

2008年06月14日 | 魅惑の花たち
五月の花(2)

(ドクダミ) ドクダミ科
人里に生える多年草で高さ30~50センチ。地下茎を伸ばしてどんどん増える。花期は6から7月で
白い花弁のように見えるのは総苞片である。本当の花はごく小さく、苞の上の短い花序にびっしりとつく。
茎や葉に強い臭気があり、日本では古くから民間薬として利用されてきた。葉を貼ると
腫れ物の吸出しや皮膚病に、煎じて服用すれば胃腸病や腎臓病に薬効ありといわれるなど、
さまざまな病気に効くという意味から十薬の名がある。

(シラン)ラン科。
高さ30~70センチの地生ラン。花は下から上へといくつも咲きあがる。関東地方から
九州までの暖地の山の斜面に自生し、北陸地方や長野県には自生しない。中国名は白及。
白い地下茎を外傷薬や胃腸薬などに使う。
平安時代はフジバカマのことも「紫蘭」と言っていました。

(ニワゼキショウ) アヤメ科
名は庭に生える石菖の意味。北米東半部が原産地。明治時代半ばに渡来した
後は各地で観賞用に栽培。
花は直径一センチほどで水平に開く六弁花だが、実際の花弁は三枚、残り三枚は
がくが花弁化したもの。
「上記は草木花歳時記から抜粋」

(ヒナキキョウソウ)キキョウ科
北米原産の一年草。不思議なことに五弁花、六弁花、七弁花があります。