林間教育通信(「東大式個別ゼミ」改め「シリウス英語個別塾」)

私立中高一貫校生徒を対象とする英語個別指導塾。小田急線の東林間駅(相模大野と中央林間の隣駅)から徒歩3分。

高校の授業

2010年04月26日 | 受験
某進学校ですが、高三の授業でTreasureを使っているようです。Treasureとは、ご承知の通りちょっと難しい英語の教科書です。

その選択が妥当なのか否か、ここでは問題にしません。大事なのは、その授業を取っている一人の生徒にとっては、まったく無駄な負担にすぎないということです。平たくいえば、[現在]の英語力からするとあまりにも難しすぎるのです。それなのに予習をしなければならない。さぼると立たされるらしいです。もちろん、定期テストもあるのでしょう。

予習には何時間かかかってしまうということなので、仕方なく英文読解の手伝いを二度もました。しかし、こういう作業は時間の無駄なんですね。

あと3ヶ月がんばれば、この程度の英文ならばなんとか読めるようになるはずなのです。

つまり夏以降ならば、Treasureを読むことが英語力の向上につながるはずです。ですから、そのときまで予習を免除してもらえるないか、高校の先生と交渉してみないかと、本人に提案してみました。それはダメだそうです。本当にダメなのだろうかと私は疑問に思わないわけではないのですが、とにかく本人にそういうことをする意志はないようです。(必要ならば、嘆願状を書きたいと思うのだが・・・)。

「じゃあ、さぼって立たされたら良いじゃないか!」と提案しましたが、これもやりたくないみたいですね


学校の成績よりも、基礎力養成のほうが大事だと思うんだけれどもナア。でもちょっと真面目な高校生にとっては、浪人してでも学校第一なんだろうね。うーん、もったいないなあ! 高校の先生方、なんとかなりませんか。

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