林間教育通信(「東大式個別ゼミ」改め「シリウス英語個別塾」)

私立中高一貫校生徒を対象とする英語個別指導塾。小田急線の東林間駅(相模大野と中央林間の隣駅)から徒歩3分。

Very Easy? ルビ訳テキストを作成する

2009年12月30日 | 受験
2009年12月26日にも書いたが、私立中堅進学校の指導力は実に頼りない。たまに熱心な古文の先生がいたりするようなのだが、英語や数学とかがもうダメダメだったりするのだ。我が塾は中堅校の生徒が多いので、彼らにたいする強化プログラムを作成せねばならない。

じつは、一人の中堅校生の高1が、理系はやめて東外大を志望したいと言い出したことが契機となり、英語多読支援教材を作成しようと一念発起したのである。

英語ができるようになるためには、英語の多読多聴が不可欠である。そこでまずはPenguinやOxford、CambridgeなどのGraded Readersの収集を始めた。が、それでは足りないだろう。そこで今定評のあるのではないかと思う一番易しい英語のテキストーー私の高校生の頃はやっぱりEric Frommだったなあーーである、Oxford出版のA Very Short Introductionのシリーズのルビ訳を作成することにしたのである。理系でも面白そうなのがたくさんあるが(たとえば、Human Evolution, Evolution, The Brain, Philosophy of Scienceなどだ)、やっぱり、ここは受講生の興味と受験科目にも合わせ歴史から選ぶことにした。(実は将来の横浜国大生と思われるZ中学3年のI君は、日本の近世史に興味があるそうだ)。

第一冊目はGoto-JonesのModern Japanだ。ちょっと小さな本なので拡大コピーしてルビ訳を記入してみた。(ルビ訳の写真はあとで挿入する予定)。ちょっとやってみたが、予想以上に大変な作業だった。とはいえ、ウチの塾生には、いきなり原文を読むわけにはいかないだろうから、仕方ないな。

とはいえ、この本のまえに、『英語対訳で読む日本の歴史』を読んでもらおう。そのあとでModern Japanだ。これが終われば、Empire, Modern China,20C Britainへと続ける予定だ。この多読計画がうまくいくと良いのだが。

早慶や東外大に受かるためには、原書千頁は読ませたいのだ。

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