林間教育通信(「東大式個別ゼミ」改め「シリウス英語個別塾」)

私立中高一貫校生徒を対象とする英語個別指導塾。小田急線の東林間駅(相模大野と中央林間の隣駅)から徒歩3分。

三つの受験戦略

2009年03月06日 | 受験
三つの受験戦略ーー不況時代の教育資金活用法

実績の前半は不況の時代と覚悟を決めなけれならないようだ。私達も、乏しい資金をやりくりしながら、教育的成果を最大限に活用したいものだ。もしあなたが、お子様を一流・有名大学に進学してもらいたいと願うならか、次の三つの選択肢だから進路選ぶべきだ。①公立中・高校路線 ②のびのび中学受験で私立中堅校に進学校する。③しっかり受験勉強して国立・私立トップ校コース

まず最初に確認しなければならないのは、私立中高一貫校に通うとも原則的に塾代はかかるということだ。一部の学習塾や私立学校は、私立は学校でしっかり面倒を見るから通塾する必要ないと宣伝しているが、それは嘘。

あの灘中高だけは通塾が要らないという噂も聞いた事がありますが、あとはどこでも通塾している。ある生徒ば学校の成績で上位を維持するために、またある生徒は何とか現状を克服するために通っている。

もっとも全ての私立の生徒が通塾しているというわけではない。しかし、通塾しない生徒というのは、決して嬉しいニュースではなーい。つまり、はっきり言えば、勉強についていけなくなったか、勉強する意欲が全くなくなった生徒が通塾していないのだ。そういう生徒―残念ながら塾不要!の生徒はかなり沢山いる―を除けば、通塾は必要なのだ。

それから、私立中高一貫校が大学受験に有意義だというのは本当のことだが、全ての生徒に取って有効だというわけでないということも確認しよう。誰にとって有効かというと、トップ校の生徒の多くと、中堅校の上位の生徒だけだ。言い換えれば、中堅校の70%から95%にとっては、中高一貫先取り教育は有効に機能していない。ということは、トップの中高一貫校に入学するか、中堅校のトップにならなければ、受験的には一貫教育に意味がないということになる。詳しい実態についてはこれ以上書けないが、偏差値低めの私立中堅校のごく普通の生徒の生活は、かなり悲惨なものだ。なにしろ、落ちこぼされているのだから。

ここから、自ずと結論が出てくる。①トップの私立中高一貫校に入学する、②余力を持って私立中堅校に入学してトップに位置する、③中学受験せず、エネルギーをためておいて、公立高校に入学したら一気に受験勉強を加速させる。
経済力がない人は無理して子供を中学受験をせず、③公立高校コースをとって、高校で教育費を集中的に注ぎ込むのが良さそうだ。


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私の思い出。高校時代もほとんど塾に行かなかった。私の学歴は、公立小ー公立中学ー国立高校ー国立大学なので、教育費的にはかなり最安のコースだったということになる。表面的に言うと素晴らしいことのように見える。だが、塾に行けば良かったと激しく後悔している。高校時代には塾に通ったほうが良いよ。


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