林間教育通信(「東大式個別ゼミ」改め「シリウス英語個別塾」)

私立中高一貫校生徒を対象とする英語個別指導塾。小田急線の東林間駅(相模大野と中央林間の隣駅)から徒歩3分。

ブログ再開、やっぱり放射能の件から

2011年05月20日 | Weblog
しばらくの間、なんとなくブログを休んでしまいました。今日(2011/05/20)から再開しようと思います。いろいろと書きたいことはあるのですが、まずはやはり放射能の件から書くことにします。私どもの塾は神奈川県の塾ですから、やっぱり神奈川県民にとっての放射能問題について、情報を届けようと思います。


すでにご承知のことと思われますが、神奈川西部の茶葉からもセシウムが検出されました。やはり神奈川にも放射性物質は降ってきていたのです。リンク先の東京新聞(2011年5月18日 朝刊)をクリックしてもらうと分かりますが、茨城並みのセシウムだとのことです。残念ですが、これが放射性物質の恐ろしさでしょう。

しかし、それ以上に気になることがあります。これもすでに少し前のこととなりますが、横浜市の学校給食では福島産の野菜を利用していることが公表されております。神奈川県横浜市の学校給食、『福島産のキャベツ,もやし,きゅうり,アスパラガス,牛肉』を使用されているとのことです。Infosecurity.jpというHPでは非常に興味深い指摘があります。

(1)「[横浜市が]公表したのは、学校給食に使用する産地の問い合わせが多いため」である。
(2)公表資料によるとキャベツ,もやし,きゅうり,アスパラガス,牛肉に福島産が使用され、キャベツ,きゅうり,アスパラガス,みず菜,メロンに茨城産が使用されている。キャベツはセシウム137が最も蓄積されやすい野菜のひとつである。

ちょっと表を見てください。 放射能を取り込みやすい危険な野菜と、比較的安全な野菜とが分かりやすく対比されています。キャベツはちょっと危険な野菜だとわかります。ところが、横浜市が子ども向けに、放射能汚染野菜を食べさせてしまうのです!

神奈川県の他の市は給食の産地を公表しているのでしょうか。私は相模原市民ですので相模原市役所を調べてみましたが、やはり公表されていませんでした。(ということは、相模原市民の問い合わせが少ないということなのでしょう)。HP等を調べてみると、多くの相模原の市立小中学校では、給食の食材については各学校に任せてあるとのことです。相模原市が全て管轄している訳ではなさそうです。 そこで娘が通う市立小学校に電話で問い合わせてみたのですが、いちおう安全ですという対応をされてしまいました。しかし、市民がうるさい横浜市でさえ福島県産の野菜等が給食に入っているのです。相模原市が横浜市以上に安全だとは、どうみても考えられないでしょう。非常に悩ましい問題です。

断固として相模原市にNOを突きつけるのであれば、給食拒否・弁当持参をすべきでしょう。あるいは、放射能を取り込みやすい野菜や肉を子どもに食べさせないという方向で検討したらよいのでしょうか。現実問題として、そういった決断をするのもちょっと大変です。私どもは、正直に申し上げれば、いまなお迷っているところです。






最後に原発問題について興味深い動画等のリンクを張っておきます。興味のある方はご覧ください。

福島市の放射線量 福島市の皆さん!現実を直視して今すぐ行動を起こしてください!!
これはタイトル通りの深刻かつ興味深い報告です。福島市が放射能汚染において甚だしいという現実を知るためにも、ぜひとも読んでみてください。

原子力のお値段"に隠されたカラクリ
原子力発電が経済的なのは本当なのかということを解説する報道番組です。

河野太郎 × 岩上安身 インタビュー
我が国において、しかも神奈川県において、河野太郎のような誠実で聞くに値する発言を繰り返す本物の政治家がいるということは、希望ですね。


原発が安いのはウソ!?真相を究明!原子力VS再生可能エネルギーの将来性は?

なぜ警告を続けるのか~京大原子炉実験所・"異端"の研究者たち 


2011年5月20日(午前2時31分)