リンベの閑居記

都市公園の鳥や昆虫の記録が主です。

ヤサイゾウムシ

2011-05-18 04:56:19 | 昆虫
ヤサイゾウムシ(Listroderes costirostris)
体長7.5-8mm程度、体は淡灰褐色~赤褐色で口吻は太く、背面に三稜線がある。
ブラジル原産の侵入害虫で、1942年に岡山県下で初めて発生が確認され、当初はニンジンに被害が多発したことからニンジンゾウムシと呼ぱれたが、分布が拡大するとともに発生が各種野菜にひろがり、ヤサイゾウムシと呼ぷようになった。
単為生殖で、成虫の羽化は春みられ、新成虫は夏眠を径て秋から翌春に摂食・産卵し、成虫・卵・幼虫・蛹の各態のものが非休眠状態でゆるやかに発育し続けながら越冬する。
極めて雑食性で、ダイコン・ニンジンなど野菜類の他、ハコベやハルジオンなどにも集まる。










アオグロカミキリモドキ

2011-05-18 04:07:50 | 昆虫
アオグロカミキリモドキ(Asclera nigrocyanea)
体長6-9mm程度、全体的に青味を帯びた黒色で光沢が無く、上翅に明瞭な4本の隆条がある。
幼虫は朽木などを、成虫は花粉などを食べるらしい。
小型のカミキリムシとジョウカイボンやカミキリモドキの類は良く似ているので紛らわしく、一見しただけでは何れなのか良く判らない。
公園のベンチで休息中、Nカメラマンのカメラを徘徊していた。
此処のベンチは座って待っているだけで数種類の虫が何処からとも無く現れる。