ハンノヒロズヨコバイ

ハンノヒロズヨコバイ（Oncopsis alni）
体長（翅端まで）５－６mm程度、ハンノキに集まる黄色っぽいヨコバイで、クルミヒロズヨコバイの淡色型に似るが体がやや細め。

コルリアトキリゴミムシ

コルリアトキリゴミムシ（Lebia viridis）
体長４mm程度、北米から家畜用の飼料と共に侵入した外来種（初記録 1989）で、背面全体が光沢のある青緑色をしている。
雑食性らしいが花上で見つかることが多い。

タマツツハムシ

タマツツハムシ（Adiscus lewisii）♀
体長２.５－３mm程度、 ♂の前胸背板は黄赤褐色、♀は黒色と雌雄鵜の差が大きく、一見別種に見える。
ホストはクヌギ、コナラなど。

オオキイロマルノミハムシ

オオキイロマルノミハムシ（Argopus balyi）
体長４－５mm程度、全体に橙褐色で、半球状をしている。
良く似た種のオオアカマルノミハムシ（Argopus clypeatus）は基部を除く触角と脛付節が黒いので区別出来る。
ホストはボタンヅルやセンニンソウ。

ウスイロサルハムシ

ウスイロサルハムシ（Basilepta pallidula）
体長３－４mm程度、全体光沢のある黄褐色。
スギ，ヒノキ，マツなど針葉樹の葉を食し、スギハムシの別名がある。

ホソクビアリモドキ

ホソクビアリモドキ（Formicomus braminus）
体長３mm程度、アリに似ているがアリではなく、分類上は節足動物門＞昆虫綱＞有翅昆虫亜綱＞甲虫目＞カブトムシ亜目＞アリモドキ科の昆虫。

セマダラコガネ

セマダラコガネ（Blitopertha orientalis）
体長８－１３mm程度、体色は黄褐色～黒色、前胸背板と翅鞘の色や斑紋に多くの変異がある。

ヒゲナガハナノミ？→クロホシクチキムシ

クロホシクチキムシ（Pseudocistela haagi）
体長８mm程度、体色は黒で胸部両脇が赤褐色を呈すが黒い個体もいる、前胸背板は微細点刻で覆われ、上翅は点線状の点刻条溝があり、触覚は♂が櫛歯状で♀は鋸歯状、生息数は少ないとのこと。

一見オバボタルかムネクリイロボタルに見え、ヒゲナガハナノミにも似ていて紛らわしい。


　　　＊＊＊　追記（6/29）　＊＊＊
フッカーSさんのコメントで、ヒゲナガハナノミではなくクロホシクチキムシと判明、タイトルも含め訂正した。

キクスイカミキリ

キクスイカミキリ（Phytoecia rufiventris）
体長６－９mm程度、体色は青黒色で細長く、前胸背板中央に赤色斑があり、腹部は赤褐色だが、第１節腹板は暗色化する。
ホストはキク・ヨモギなどキク科植物。

クワカミキリ

クワカミキリ（Apriona japonica）
体長４cm程度、黄土色の大きなカミキリで、鞘翅基部３分の１に多くの黒点がある。
クワ・イチジク・ビワなどの害虫として知られている。
口器で樹皮をかみ切り，木部をえぐっていたので産卵に来ていたと思われる。