リンベの閑居記

都市公園の鳥や昆虫の記録が主です。

キウイヒメヨコバイ

2012-11-29 05:41:04 | 昆虫
キウイヒメヨコバイ(Alebrasca actinidiae)
体長3-4mm程度、雄は前翅の付け根側半分が鮮やかな紅色をしているが、雌は全体に乳白色をしている。
1991年夏に小田原市で初確認されたヒメヨコバイで、キウイフルーツの葉を加害する。
ヤツデの葉裏にいたので最初はベニヒメヨコバイと思っていたが、画像を良く見るとキウイヒメヨコバイの様である。
ヤツデの葉裏で見るのは初めてで、違和感が拭えない。










カシヒメヨコバイ

2012-11-25 07:43:59 | 昆虫
カシヒメヨコバイ(Aguriahana quercus)
体長3.5-4mm程、暗褐色で縁取られた乳白色~淡黄緑色の翅色で、翅の先端側は黒褐色の複雑な紋様がある。
肉眼では翅先が黒い頭、翅の白っぽい部分と頭胸部全体が翅のように見える。
和名の通り、カシ類やクリ等をホストとしている。
木製の手摺にいた。










ヒメイトカメムシ

2012-11-24 09:17:15 | 昆虫
ヒメイトカメムシ(Metacanthus pulchellus)
体長4mm程度、体は淡黄褐色ー淡緑褐色で小楯板は黒色、触角と脚に暗色環状紋があり、触角第4節と各腿節先端は黒色で膨らみ、前胸背後縁沿いに3個のこぶがある。
ホストはキリ、ゴマなど。
寒さで動けないのか葉裏でじっとしていた。










オオウロコチャタテ

2012-11-19 08:22:53 | 昆虫
オオウロコチャタテ(Stimulopalpus japonicus)
体長3-4mm程度、全身灰色と白色の斑模様をしたチャタテムシでウロコチャタテと酷似するが、本種の頭部に白い斑紋がある点で区別できる。
体色が背景ととマッチして非常に見つけづらいが、近づくと滑るように素早く走る。
写真は寺の庭石にいた本種を撮影したもの。