リンベの閑居記

都市公園の鳥や昆虫の記録が主です。

チマダラヒメヨコバイ

2011-02-28 10:19:57 | 昆虫
チマダラヒメヨコバイ(Tautoneura mori)  体長3mm程、乳白色の体に小さな赤褐色の小斑が多くみられる。
同様な配色のヤマシロヒメヨコバイは斑紋が繋がって線状になるのに対し,こちらは途切れているので識別できる。









ヤマシロヒメヨコバイ(Zygina yamashiroensis)


不明のハチ

2011-02-24 10:20:12 | 昆虫
体長1mm程度、体色は黄色、透明の翅中央部に黒い横線のあるハチがケヤキの樹皮下で越冬していた。
ルーペで覗いてやっと判る程度、老眼の身には霞んでしまって居ることさえ良く判らない。
初めて見るハチだが,名前は判らない。












ヤマシロヒメヨコバイ→チマダラヒメヨコバイ

2011-02-20 14:58:20 | 昆虫
ヤマシロヒメヨコバイ(Zygina yamashiroensis) 体長3mm程度、乳白色の体に橙赤色の斑紋がある。
肉眼では混ざり合って灰褐色に見える。
手摺磨きをしている時に飛んで来てとまったが,更に接近して撮ろうとしたら逃げられた。

*** 追記 ***
横からの画像ばかりで斑紋が繋がって見えたためヤマシロヒメヨコバイとしたが、見直してみるとチマダラヒメヨコバイ(Tautoneura mori)のようであある。






赤いお目々の緑の子

2011-02-20 14:05:17 | 昆虫
ヤツデの葉裏にいたヒメヨコバイ、いつものオールグリーンのかと思ったが、何となく違和感が有る。
良く見ると、いつもの緑のヒメヨコバイは複眼が白いが、これは複眼が赤い。
オールグリーンのヒメヨコバイは同定する手がかりに乏しいので名前は判らない。













いつもの緑色のヒメヨコバイ


ムツボシテントウ

2011-02-17 07:44:45 | 昆虫
ムツボシテントウ(Sticholotis punctata) 体長2-2.5mm程、頭部は赤橙色,前胸背板は黒く、前外縁は赤橙色、胸部と前翅に点刻が有り、赤橙色の前翅に6個の黒紋が有る。
ヒメテントウ程の大きさだがヒメテントウより体型が丸く、翅の模様はベダリアテントウに似ている。
ケヤキの樹皮下で越冬しているのが良く見られるため、珍しい種ではないようだが、越冬中の個体ではメスしか見つからないため単為生殖すると考えられている。
幼虫、成虫ともカイガラムシを捕食するようだが、活動期の生育場所が分かっていないらしい。












ヒゲブトハムシダマシ

2011-02-16 04:37:56 | 昆虫
ヒゲブトハムシダマシ(Luprops orientalis) 体長8-10mm程度、体色は黒褐色で、触角は先端に向かい太くなり、胸部は後方が細まっている。
最初はゴミムシかと思っていたが、良く見ると触角も脚も太くて短く、ゴミムシの仲間とは違うのでゴミムシダマシ科やクチキムシ科を探したが該当するものが無く、色々探してようやく見つけた。
以前はヒゲブトゴミムシダマシと呼ばれていたとのことで、古い図鑑ではゴミムシダマシ科に載っているようだ。