リンベの閑居記

都市公園の鳥や昆虫の記録が主です。

ハラアカハナバチの一種

2014-04-30 06:11:17 | 
ハラアカハナバチの一種
体長7-9mm程度、腹部基部が赤い。
腹部の赤いハナバチは似たものが多く、名前は判然としない。
ハラアカハナバチはヤドリコハナバチとも呼ばれており、これも統一されていないようで、紛らわしい。










サイジョウハムシドロバチ

2014-04-29 02:56:01 | 
サイジョウハムシドロバチ(Symmorphus apiciornatus)
体長5-8mm程度、体色は黒、腹部第1、2、4背板後縁に黄色帯がある。
似た種もおり、外見上識別が難しいが、多くが5-6mm程と他のハムシドロバチより小型。









交尾中と思って撮ったが、両方とも♂のようだ。







ヒラズネヒゲボソゾウムシ

2014-04-27 06:07:18 | 甲虫
ヒラズネヒゲボソゾウムシ(Phyllobius intrusus)
体長6-7mm程度、体全体が金緑色の光沢のある粉に覆われたヒゲボソゾウムシで色彩変異がある。
スギ・ヒノキなどの針葉樹の新芽を食害する。
体が緑色の粉に覆われる似た様なゾウムシは他にもおり、体の特徴からヒラズネヒゲボソゾウムシとしたが、針葉樹でなくツツジの葉にいたので定かではない。












キマダラハナバチは眠る

2014-04-25 04:38:44 | 
キマダラハナバチの一種
体長5-6mm程度、腹部に黄斑があり、キマダラハナバチの仲間と思われる。
午前中の晴天から曇り空に変わり気温も下がった午後、大顎で葉先を銜え、体を支え、キマダラハナバチは早くも眠りについた。
サクラ、クワ、ササの葉で見られたが、近傍を丹念に探せば他にも見つかると思われる。



















クロケシツブチョッキリ

2014-04-22 09:20:50 | 甲虫
クロケシツブチョッキリ(Auletobius uniformis)
体長2-3mm程度、光沢の無い黒色で、淡色の短い毛で密に覆われており、触角は吻中央に付着する。
ホストはバラ類、クヌギ、コナラなど。
バラの害虫として有名で、バラゾウムシともいわれている。
少なくとも年2化、4月初旬から現れ、バラ類の新芽やつぼみに穴をあけ産卵し、茎の部分に穴をあけ産卵部位を枯れ死させるが、積極的に切り落とすことはないとのこと。